オトナだけじゃなく、子どもたちのサードプレイスづくりをしてみて。
オンライン上に「学童」スペースを週に1回作っています。主なメンバーは、小学1年生から中学1年生(ときどき3歳)、までが各々の場所からオンライン(ZOOM)を使って、放課後の集いをしています。
2020年の一斉休校時にはじめた「オンライン学童」ですが、子どもたちのリクエストもあり11月現在も継続しています。
オトナ顔負けのオンライン上のコミュニケーションが図られ、ZOOMの機能も活用したり、ときには”画面が固まる”現象をゲーム感覚で楽しんだりと、かたーいオトナのアタマには非常に刺激をもらえる頼もしい存在です。
学校の教科授業ではなく、お稽古でもなく、遊びの中から「ICTメディアリテラシー」が育っていると感じられることもあります。日常生活に溶け込んでいき、以下にあるような”自分のやりたいこと”に近づけるというのが理想ですね。
ICTメディアリテラシー・・・情報セキュリティ対策や情報モラルへの配慮といった、情報化社会の影の部分への対策だけでなく、ICTを活用してやりたいこと(目的に応じて的確に調べ物をする、人と適切にコミュニケーションをとる、インターネットを使って買い物をする等)が円滑に行え、光の部分を享受できるようにすること。 総務省、教育情報化の推進より
それはさておき、先日の「オンライン学童」で感動したことを少し。通常、シンカするオトナの部活主宰の私は”社会人向け”の教育をお手伝いしています。6年ほど前に購入したカタルタという語るためのカードも度々研修などで使用してきました。本当に面白いツールで、トランプということも含めお気に入りグッズです。新しいバージョンも登場しているようですので、追加して購入したいなと思っています。
全部で54枚の接続詞が書かれたカードで、遊び方はいろいろです。「オンライン学童」では、主宰が画面上に「いつもは」「本当は」「だから」「いいかえると」とカードをランダムに出し、自由に会話を続けていくということを行いました。
メンバーは小学2年と4年生が中心です。びっくりすることに、途切れることなく、読めない接続詞の漢字もあるけれど読み方さえ伝えてあげればスラスラ(むしろ、同時に言い合う速さ)で54枚コンプリートしていました。
「実は」☚(使いやすい接続詞。)、社会人の方々にもコミュニケーション力の向上などを目的に「カタルタ」を使うことがあります。残念ながら、使い方を理解していないケースも散見され、双方向でのキャッチボールができた会話にならないことの1つに、「接続詞」の上手な取り入れ方が不足しているということを感じていました。
私自身、言葉を巧み操っているわけではありませんので、誰かに指導するスキルはないものの、人との会話で”言葉のニュアンス””文脈から汲み取る”など、新たな言葉や言い回しなどをオトナになっても習得し続けるものだと感じています。
いつかオトナも子ども一緒に、「カタルタ」で会話を続ける訓練ができたら、より一層互いに成長するような気がしています。
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「オンライン学童」の子どもたちにとって、互いの関係や講師役(ZOOMのホスト役)であったり、オンラインという環境は、「学校」「地元のコミュニティ」とは一味違う環境のようです。つまりは、「オンライン上のサードプレイス」になっているのではないでしょうか。
実は、参加している子どもたちは互いにリアルな対面をしたことがありません。それでも驚くほどの阿吽の呼吸が見られ、オトナにもなかなかできない譲り合いや思いやりすら画面越しに感じる関係性、そこに加えてちょっとした成長が見られることを幸せに感じています。
🍀子どもにとってのサードプレイスづくり「オンライン学童」
🍀オトナのサードプレイスづくり「オンラインCafe☕」(月に2回)開催しています。次回は、11月27日(金)20:30~21:30に開催します。
https://note.com/shinka_otona/n/nf3210ceeff01
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