![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63422036/rectangle_large_type_2_8e596a85f0124eed404be7300fd316e9.jpg?width=1200)
だけど雨が続けば心はしなる
雨の日は嫌いだ。
ハイキングは行けなくなる。
青い海は一瞬にして灰色になる。
家から出るのがおっくう。
自転車に乗ればレインコートが必要で、必死に漕いだ結果、雨から免れても汗でビショビショになる。
さらに気象病であるため意味不明な頭痛や急な気落ちになる。
雨降っていい事は少ないと思う。
だけどある。
だいたいは短所から導かれるものが多いかも。
霧深き山は神秘的な表情を見せる。
荒れ狂う海は逆に心を落ち着かせる。
安全な部屋から見る激しい雨。
なぜだろうか家から見る雪もそうだが守られている安心からちょいとほっこりしてしまう。
雨の中の自転車と気象病からは残念ながら良い点がすぐには浮かんでこないが、雨上がりのレインボー、これは喜びすら運んでくる。
雨の日は好めないが生きていくうえで非常に大切なお水を分け与えてくれる。この恵みなく生命は生きられない。
以前は雨で予定や旅程が崩され、嘆いて打ちひしがれていたが人と雨との密着した関係に気づいてからはそれなり受け入れられるようになった。
元ラフティングのトレーナーである夫は雨中の川の激しい流れを見てはボートが通れるルートを探し、興奮している。一人では気づけない楽しみを彼から得られたのも雨が与えてくれた徳と言えるのかもしれない。
雨も晴れも雪も台風も受け入れられたらもっと心穏やかに過ごせるかな。
無空真実の電子書籍です。よろしくお願いします。
「なんて場所にいるんだろうか。行ってきたよっ!スペイン、アンダルシア: のんとたぁの普通旅」が10月13日17時-10月17日17時まで無料キャンペーンを実施しています。