【アブダビ】アルダーとIHGがヤス島の6つのホテルを高級リゾートに統合
【アブダビ】アルダーとIHGがヤス島の6つのホテルを高級リゾートに統合
2024年9月27日（金曜日）、アルダー・プロパティーズとIHGホテルズ＆リゾーツは、アブダビのヤス島にある6つのホテルを統合し、1つの巨大な高級リゾートに改装する計画を発表しました。このプロジェクトは、ヤス島のホスピタリティ業界において画期的な試みとなり、地域の観光産業に新たな魅力をもたらすことが期待されています。
IHGのUAE市場における拡大
現在、IHGホテルズ＆リゾーツはUAE国内で4つのブランドにまたがる33のホテルを運営しており、今後さらに9つのホテルがオープン予定です。今回のアルダーとの戦略的パートナーシップにより、IHGはUAEにおける存在感を大幅に強化することになります。この一大プロジェクトでは、ヤスプラザ複合施設内の6つのホテルを統合し、新たに「ストレイライト・ヤス、ヴィネット・コレクション」として位置付けられた1つの統合リゾートに生まれ変わります。
統合リゾートの詳細
今回のフランチャイズ契約に基づき、現存するホテルの改修と改装が行われ、それぞれのホテルが新しい「ヴィネット・コレクション」ブランドのもとに再構築されます。特に注目すべき点は、初めて複合施設にプライベートビーチアクセスが設けられることです。この改装プロジェクトにより、IHGのUAEにおけるホテル数は1,389室追加され、単一の運営モデルによって、統合リゾートとしての認知度を向上させ、多様な体験を提供することを目指しています。
さらに、今回のパートナーシップは、アルダーが所有するアル・ダフラ地域のホテル（旧ティラル・リワ）を世界クラスの「ヴィネット・コレクション」リゾートに転換することも含まれています。この砂漠の高級リゾートは、今年後半にソフトオープンを迎え、2025年第2四半期には本格的にオープンする予定です。新しいリゾートには110の客室が追加され、IHGのポートフォリオに新たな魅力が加わります。
ヤス島の新たなホスピタリティの幕開け
IHGインド、中東、アフリカ担当マネージングディレクターのハイサム・マッター氏は、「このプロジェクトは、私たちの成長の道筋における重要なマイルストーンであり、世界的に有名な高級レジャー・スポーツデスティネーションであるヤス島で、アルダーと協力できることを大変嬉しく思います」とコメントしました。
さらに、「今回の画期的なフランチャイズ契約を通じて、アブダビが世界有数のファミリー観光地としての地位をさらに強化するために、私たちは最大限のサポートを提供していきます。ヤスプラザの既存ホテルやアルダーの砂漠リゾートをヴィネット・コレクションブランドに統合することで、IHGの卓越したホスピタリティが多様な旅行者のニーズに応えると同時に、観光産業全体の経済成長を促進するパートナーシップの一環となるでしょう」と述べています。
ヤス島リゾートの新施設
ヤス島は2009年にオープンし、アブダビの観光の要として、世界的なスポーツイベントやエンターテイメントを開催するプレミアムなレジャー・エンターテイメントハブとして知られています。今回のリゾート統合プロジェクトは、2025年第4四半期の開業を予定しており、地下トンネルを通じて直接ビーチにアクセスできるようになります。また、リゾート内には小売店やダイニングエリア、新設のゴルフ＆ビーチヴィラ、ビーチクラブ、オープンエアシアター、スタンドアロンのレストランなど、多彩なレジャー施設が整備される予定です。
一方、アル・ダフラ地域のヴィネット・コレクションホテルは、地元の伝統にインスパイアされたデザインが特徴で、プライベートプール付きのテントヴィラ、3つのレストラン、ワールドクラスのスパ、スイミングプール、4つの会議室、子供用プレイエリア、ギフトショップなど、幅広い施設を備えたラグジュアリーなリトリート体験を提供します。
今回のプロジェクトは、ヤス島のホテル業界を新たなレベルに引き上げ、アブダビの観光地としての魅力をさらに強化することが期待されます。
ヤス島の不動産はBITEX社へ
今回のアルダーとIHGのパートナーシップによるヤス島の大規模リゾート統合プロジェクトは、アブダビの観光産業にとって重要な発展をもたらす一方で、不動産市場にも大きな影響を与えることが期待されています。その中で、日本企業として初めてアブダビ不動産ライセンスを取得したBITEX社は、日系企業や投資家にとっての強力なサポート体制を提供しています。
日系初のアブダビ不動産ライセンスを取得したBITEX社の役割
BITEX社は、アブダビで初めて日系企業として不動産ライセンスを取得し、日本からの投資家や企業に向けたコンサルティングや不動産取引のサポートを行っています。特に、ヤス島のような急成長エリアにおいて、不動産購入や投資を検討している企業や個人に対して、現地の法規制や市場動向、投資リスクの管理といった包括的なサポートを提供しています。
ヤス島不動産市場の魅力
ヤス島は、アブダビ政府による大規模な開発プロジェクトが進行しているエリアであり、観光やエンターテイメント、スポーツイベントの開催地として世界的に知られています。アブダビグランプリをはじめとする国際的なイベントや、フェラーリ・ワールド、ヤス・ウォーターワールド、ハリーポッター誘致が決まったワーナーミュージアム等の有名な観光スポットが集まっており、観光客だけでなく、投資家にとっても非常に魅力的な場所です。
今回のIHGとアルダーによるリゾート統合プロジェクトにより、ヤス島の観光とホスピタリティの魅力はさらに高まり、エリア全体の不動産価値の上昇が見込まれています。これにより、投資先としてのヤス島は、今後さらに注目を集めることになるでしょう。
BITEX社による不動産投資サポート
BITEX社は、ヤス島を含むアブダビの不動産市場において、日本の投資家に向けた専門的なアドバイスとサポート、アルダー社との教務提携による最新の不動産情報の提供が可能です。
日本企業とアブダビ市場の橋渡し役
BITEX社は、アブダビ市場への参入を考えている日本企業にとって、現地の文化やビジネス習慣を理解し、円滑な取引をサポートするパートナーです。特に、ヤス島のような国際的な観光地での不動産投資は、高いリターンを期待できる一方で、法的手続きや市場理解が欠かせません。
BITEX社は、こうした課題をクリアするための総合的なサポートを提供し、日本からの投資家が安心してアブダビの不動産市場に参入できる環境を整えています。今後も、アブダビの成長とともに、日系企業と現地市場の橋渡し役としての役割を果たして参ります。
