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61歳
61歳になった。
一般的には60歳になった時に還暦としてみんなでお祝いをする人が多いと思う。
干支が一回りするほど長生きをしたことを祝い、ちょっと昔だったら赤いちゃんちゃんことかを着せられてどんちゃんやった?あれ。
自分は1961年生まれなので、実は去年の今日が還暦を迎えた日。
だけれど何だか自分的にも特に盛り上がるものもなかったので、特別なお祝いは無しにして近所の寿司屋さんで軽く一杯としておいた。
まぁ寿司屋に付き合ってくれたヨメさんには日頃世話になっているわけだし、ゆっくり飲んで話をするのは未だに楽しい時間だから誕生日にそういった時間を設けられるのはありがたいことだ。感謝。
で、それから1年が経って61歳を迎える日。
そうそう。ちょっとさかのぼった話をすれば実は僕、31歳になったときにも同じ感覚が有ったなという記憶がある。30歳よりも31歳になった時の方が何だかショックだったのだ。
30歳はまだ20代の延長のような気分で、まだまだ大人になんかなってないぞというような気持ちが有ったんだけど、31歳になった時にはっきりと「あぁあ、もう戻れないんだな。俺はオトナになってしまったんだ。悲しい…」という認識が生まれたのをはっきりと覚えている。
そして今日。61歳になる日にもやはり同じような感覚がある。
去年は特に気にもならなかったんだけれど、61歳ともなればもう何というかな…。やっぱりその「61」という字面がもう年寄りっぽいじゃない。。。
新聞読んでても、「61歳が交通事故で…」とか「北アルプスに登っていた61歳男性が…」とか読むと、「自分の年を考えて行動しろよなぁ。。。」なんてぼんやり思ったりしていて、ふと気がついて「あれ?俺も変わらん歳か??」と驚いたりするけど。
もう若くてバリバリ動き回ったり働いたりしてた60歳までの自分は居ないんだな。これからは61歳から…という時期なんだな。という、それほど明確ではないけれども何となくの「一区切りついたな感」がある。
何だろうねぇ。やっぱちょっと疲れてるんか?(笑)
国連の取り決めでも60歳からがシニアと定義づけられているそうだけれどさ、本当はあんまり区分けされたくないよね。
でもこういったのって結局は気分から衰えてきちゃうんだろうなというのは察しが付く。
そうだよね。 気をつけよーっと。
ね。(笑)
頑張れよ、61歳からの俺。