【教育】サイエンス&マジックのすすめ
どうも、サイエンスマジシャンと名乗ろうか、学問マジシャンと名乗ろうか、ぶれぶれのシンディーです。普段はtanQ株式会社にて、化学・人体・日本史...などの学問をボードゲームにした教材開発・クラス運営をしております!
日頃からマジックを授業の一部に取り入れているのですが、「一部どころではなく、全てをマジックで語り尽くしたらめちゃめちゃ楽しい授業(ショー)になるんじゃない…!?」というお話です。
冒頭の引用は、世界一のマジシャンとして名を馳せるデビッドカパーフィールドのものです。マジックをマジックたらしめるのはタネ・道具でなく、それをどう演技・演出するかという点にあるということです。
私、この引用が大好きで、科学的発見・知見も同じだと思っているんです。
科学の楽しさ・ワクワク感を伝えるために重要なのは、「派手な実験」ではなく、どう演技・演出して伝えることができるか?という点なんだと思うんですよね。
そういう意味で、最近流行りのサイエンスコミュニケーションにおいてマジック(もっというと他の大道芸能)が寄与できることは多いと信じています。ということで、本記事では、その実践報告させて頂きます♪
サイエンスショーって? なぜマジックを加えるの?
サイエンスショーは約200年前のロンドンにて、「知識普及のための研究所」として創設された王立研究所主催で実施されていた歴史があります。講演者は元素を最も多く発見したことで有名なハンフリー・デービー。
様々な実験を披露するショーは華々しく、天地創造の引用も織り込んだ物語性の高いもので、デービーのイケメンぶりも相まって、大人気を博しました。
そこから、現代に至るまで、科学館・博物館では当然のようにサイエンスショーが組み込まれるようになり、最近ではでんじろう先生が一世を風靡しました。でんじろう先生は説明の分かりやすさ・派手な実験のチョイスが上手い…といった点の他に、オーケストラや劇団とのコラボレーションを通したサイエンスショーのエンタメ力強化を図っているのがとっても素敵です…個人的に。
ずーとマジックやジャグリング(大道芸)に関わってきた身として…、マジックやジャグリングがサイエンスショーのエンタメ力強化に絶対寄与すると信じてるんですよね。特に、マジックは出現・消失・変化…など、サイエンスを語る上で間違いなく楽しくする・分かりやすくする演出法が盛りだくさんなんです。将来的に、ラスベスガスの名だたるショーたちの一つに、「サイエンスショーwith大道芸人たち」的なショーができたら良いなあと考えてます。
新渡戸文化学園中学校にてサイエンスマジックショー実践♪
ということで、新渡戸文化学園中学校にて、マジック満載のサイエンスショーを実践してまいりました♪ 直前のお知らせにも関わらず、15名もの中学生が参加してくれました♪
「金は作ることができるのか!?」という問いに対して、元素の発見・周期表の発明・核分裂のお話まで…マジックを絡めてショー形式で進めさせて頂きました!以下、一部ですが、ご紹介いたします。
(少しでも面白そうだなー、観てみたいなーという方は、是非ご連絡くださいませ〜。小学生にも対応しております。こちらに返信でも、TwitterのDMでも問題ございません!
化学だけでなく、数字・プログラム・地学・人体・免疫などでもショー提供可能ですし、サイエンス以外(漢字・日本史など)のショーも可能です♪)
シンディー:化学を使って魔法を生み出すスーパー理系マジシャン
twitterやってます!また、様々な学問をボードゲームにして遊びながら学べるガクモンゲームの開発・普及もおこなっております♪
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