宝石が宝石であるための6つの条件とは?
この記事では、宝石が宝石であるための条件として、
6つの特性
について解説致します。
宝石についての理解を深めるとともに、その魅力を紐解いてみましょう。
有機質と無機質の自然
私達をとりまく自然は、
有機質と無機質の2つに分けられます。
動物や植物は有機質で、育てたり飼ったりすることで増やす事ができます。
一方、鉱物は無機質で、いちど採掘したらそれっきりです。
宝石のほとんどは、
無機質の鉱物で、真珠やサンゴ、琥珀など有機質が関係するものは除かれます。
昔から人々は鉱物をたくさんの方法で使用してきましたが、鉱物は私たちの生活に無くてはならない存在です。
石器時代には石で道具を作り、その後、岩で城や寺、教会を建てたり、街や橋を作ったりしました。
人々の知識が増えると、鉄や銅、マンガン、ニッケル、アルミニウムなどの金属を鉱物から取り出し、機械や鉄道、船、飛行機、電信、電話などの材料に使いました。
また、金や銀はお金として使われ、経済が成長しました。
宝石の歴史
宝石の歴史は、昔人々が美しい石を見つけて、お守りや魔よけとして使ったことが始まりです。
中世では宝石は権力を示すもので、王笏(おうしゃく)や王冠に使われたり、特別な人だけが持てるものでした。
ルネッサンス以降、宝石は装飾品として使われるようになり、今では、宝石は飾りだけでなく、財産としての価値もあり、また、投資の対象とされることもあります。
宝石が美しさを引き出す装飾品として、また財産としてあるためには、
以下の6つの特徴が必要です。
鉱物は約2000種類あると言われていますが、
宝石として、これら6つの条件を満たす鉱物は、約4%で約90種類しかありません。
そのうち、
実際に重要な宝石とされるものは、20~30種類にすぎません。
宝石であるための6つの条件
ここからは、宝石が宝石であるための6つの条件について詳しく解説していきます。
まずは、宝石の最も重要な特性である”美しさ”から見ていきましょう。
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