望遠とテレコンの話。

　結論から先に書くと、望遠レンズを購入したらもれなくテレコンも購入する事になりますよって事です。
　1ヶ月ほど前に望遠レンズを購入して以来、私の鉄道や飛行機の撮影は以下のようなセットになりました。

FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

α7C | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

　このセットで撮影を楽しんでおりました。GMの名の通り描写はシャープで鮮やか、AFは速いのでストレスなく被写体に没頭できるようになりました。
　が一つだけ物足りないと思うようになったのが焦点距離です。去年使用していたのはタムロンの150-500でした。

タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057) 製品ページ

　結果としてレンズを買い替えるような事になってしまったのですが、500mmを体現している身としてはもうちょっと距離が欲しいなぁと思うのは当然の事でしたね。
　で次の選択として考えたのがテレコンです。

SEL14TC | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

SEL20TC | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

　1.4倍か2倍か。選んだのは1.4倍のほうでした。2倍で800mmの世界も体現してみたいとも考えたのですが、開放F11はちょっと使いにくいかもと思い今回はパスしました（買わないとは言ってない）。
　で1.4倍をソニーストアで実際装着して試してみての購入となったわけですが、現在はほぼ付けっぱなしの状態になってます。

789系電車のメタリックな感じはどこか武骨なものを感じる。

通過するので実際のスピード感は体感ではかなり速く感じる。

　鉄道の撮影で気を付けたいのは車両の進行の妨げにならずに且つ撮影者の安全が確保されているという事です。出来るだけ寄って撮りたいけど、最高速度120kmの電車が通り抜けて行くホームは意外と風圧も強いんですよね。テレコンを装着して560mmだとだいぶ離れた位置でも上のように撮影できます。テレコン自体の重さが160gぐらいですので、装着しても重さ的にはそんなに変わらないですし、長さもないのでバッグへの収納も変わらずできるのも良い所だと思います。

　これから超望遠を購入と考えられておられる方には、予算をレンズ本体だけで考えない事を進言いたします。オプションでテレコンが装着できるなら必ず手を出してしまう可能性が高いです。またテレコン自体が結構お高いのでトータルすると予算オーバーなんてこともありますので。