お金回りで絶対やるべき10個の取り組み
こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です。
私は普段企業の人事として働いていますが、仕事と同様に将来のためのお金の取り組みも大事だと考えています。
そこで今回は、筆者が考えるお金回りで絶対やるべき10個の取り組みについてまとめてみました。
その人によって状況が異なるので、もちろんすべてを取り組む必要はありません。
ぜひ興味があるところから参考にしていただければと思います。実践すれば絶対に生活のプラスになるはずです。
①SIMフリー
まずおすすめしたいのは、SIMフリーの利用です。
既に浸透しているため、あらたまって言うことではないかもしれませんが、スマホの契約は絶対にSIMフリーのほうがお得です。
具体的には、月の支払いが7000円~8000円くらい変わってきます。
私も5~6年前はソフトバンクで契約してたのですが、なぜか月に1万円くらい支払っていました。現在は月2000円~2500円程度なので、相当節約ができています。
通信状況も大手キャリアとほとんど変わらないので、収入状況、資産状況に関わらず推奨したいところです。
②楽天経済圏
楽天経済圏は絶対利用したほうがいいと思っています。
普通に買い物するだけでもザクザクポイントが貯まるため、筆者においては、気づけばこの1年間で約10万円分のポイントが貯まっていました。
※ちなみに商品によってはAmazonなど他のサービスのほうが安い場合も結構あるので、使い分けての買い物がおすすめです。
楽天経済圏は調べていくと複雑なので、いきなり色々調べるのが面倒という場合は、とりあえず楽天カードを作るところから始めるだけでも、かなりお得です。
還元率1%なので、ただ利用するだけでも恩恵が受けられます。
楽天経済圏について詳しく知りたい人はネットにたくさん有料なコンテンツがあるため、ぜひ参考にするといいと思います。
※ただし2021年から楽天ゴールドカードのポイント付与率が下がったり、楽天でんきもポイントアップの対象外になったりと、改悪が続いています。それでもお得なことは間違いないのですが、他の経済圏との比較は常にしておいたほうが良さそうです。
③Amazon Prime(アマゾンプライム)
筆者は楽天経済圏の住人でありつつ、同時にガッツリAmazonユーザーでもあります。
Amazon Primeは買い物時の送料無料や即日配達、プライムビデオ見放題、プライムミュージック聴き放題など、とにかくコスパが高いです。
年会費約5000円で生活の質が格段に上がりますし、エンタメ部分を大きくカバーしてくれるので、そういった意味でかなりおすすめです。
④ネット銀行の利用
筆者はネット銀行をもう10年くらい利用しており、個人の場合はネット銀行のほうが格段にいいと思っています。
「ネット銀行ってちょっと怖い」なんて声を未だに聞くのですが、ネット銀行は諸々の手数料が安いですし、回数制限はあるものの振込手数料が無料のところが多いです。
家賃の振り込みなど、毎回手数料を支払っていると金額がバカになりません。大手銀行も手数料優遇などあるのですが、比較するとネット銀行のほうがユーザー還元が手厚いです。
簡単に開設できる点もありがたいですし、リアル店舗のある銀行と比べても何かと簡易的で便利なので、どんな人でもネット銀行は作っておくに限ります。
⑤個人賠償責任保険
これは案外知られていないのですが、個人賠償責任保険は絶対入っておいたほうがいいです。
個人賠償責任保険は少額の支払い(月数百円程度)で、例えば自分のミスで他人にケガをさせてしまったときや、子供が他人の物を壊してしまったときの保証をしてくれる保険です。
我が家は子どもができたことがきっかけで加入しましたが、単身の方でも少額で万が一に備えられるので、個人的にはすべての人に加入をおすすめしたいですね。
ちなみに色々調べたのですが、楽天銀行の保険が一番良さそうです。
⑥ふるさと納税
ふるさと納税については今や一般的になりました。しかし一方で「面倒くさそう」という理由でやっていない人もチラホラいるようです。
ふるさと納税は「寄付をした合計金額から2000円を差し引いた額が、住民税から控除される」といった制度なので、住民税を支払っている人は絶対にやったほうがお得です。
手続きもワンストップ特例制度というものがあり、5自治体までの利用なら、商品が届いた後に申請書をダウンロードして郵送すればそれで申請が終了します。(ただし自治体の数だけ送らなきゃいけない点は注意です。)
※ちなみに筆者の体験談ですが、ふるさと納税の確定申告はe-Taxですと非常に簡単だったので、e-Taxで確定申告をしている方はそちらが便利だと思います。
うちは今年6万円ほどふるさと納税を利用して、お肉や冷凍いくら、お米、ビール、ワインなどを手に入れました。これらを2000円でゲットしたと考えると、相当お得な制度です。
⑦つみたてNISA
ここからは資産運用領域となります。
資産運用をするなら最初はつみたてNISAがおすすめです。つみたてNISAは年間40万円枠が最大20年間非課税になる制度なので、月にすると約33000円を積立てて将来の備えにできるというものです。
通常NISAは個別株を売買する人のほうが良いですし(こちらは120万円まで非課税なものの期間は最長5年間)、iDeCoは原則老後まで引き出せないので、手を付けるならつみたてNISAからのほうが良いと考えています。
つみたてNISAについても話題はたくさんあるのですが、結論だけお伝えすると、全世界株式インデックスか、全米株式インデックス、もしくはS&P500インデックスに紐づく投資信託を毎月つみたてNISAで約33000円分(年間40万円)積み立てておけば、正直老後は大丈夫です。
※理論上は、課税されたとしても年利4%で30年運用すれば2000万円の資金ができあがる計算です。
⑧iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)
次にiDeCo(イデコ)です。
既述の通り、iDeCoも掛金が非課税対象になる制度ですが、原則60歳まで引き出せない&全額非課税ではなく、退職所得控除が適用されるという制度なので、優先順位としては「つみたてNISA>iDeCo」となります。
とはいえ非課税額が増えるのはありがたいですし、所得税・住民税が軽減されるメリットもあるので、つみたてNISAをしてもまだ資金の余裕がある場合には利用したい制度かと思っています。
⑨楽天証券投信積立
上記で既に楽天経済圏をおすすめしていますが、資産運用領域ということで、楽天証券については切り離してお伝えできればと思います。
楽天証券では、投資信託の月々の積み立てを楽天カード決済に設定すると、楽天ポイントが1%付与されます。(購入は5万円が上限)
つみたてNISAと組み合わせれば、年間40万円の投信購入によって4000円分の楽天ポイントが得られるので、まさに錬金術。使わない手はありません。
私も今までSBI証券でつみたてNISAを利用していたのですが、ちょうど今年から楽天証券での積み立てに移行いたしました。
ポイント付与の購入上限額は5万円なので、資金に余裕があれば毎月5万円を積み立てて、年間6000ポイントまでゲットできることになりますね。
⑩個人向け国債の購入
「当面使わない現金があるが、株などのリスク資産にはしたくない」「どうしても株は怖い」といったときには、定期預金や保険などよりも個人向け国債が良いです。
個人向け国債は日本が毎月発行していて、要は国にお金を貸し付けて利息をもらう仕組みです。3年、5年、10年と期間を選ぶことができます。
年利は0.05%と株などに比べるとリターンは少ないですが、元本割れはなく、1年経てば解約も可能です。余裕資金があるが元本割れリスクは0にしたいという場合、国債は選択肢としてありですね。
ちなみにおすすめしておいて、自分は国債を持っていないのですが…今後ある程度資金が貯まって一部を株以外で安全運用したくなったときには、国債での運用を検討しようと考えています。
まとめ
以上、「お金回りで絶対やるべき10個の取り組み」についてでした。
冒頭にも書きましたが、すべてやるべきということではなく、自分の状況に合わせ、できるところから着手していってほしいと思います。
今後もお金についてのお得な情報、賢く生活する方法などを仕入れた場合にはシェアしてまいります。
それではまた!