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変わるリスク、変わらないリスク

こんにちは、守屋です。

変化とは、自分が必要としていなかったとしても時に訪れてくる場合があります。

・来シーズンも同じクラブでやるつもりが、他のクラブからオファーがあり移籍しようか迷いが生じてしまう。
・受験しようと思っていた学校より、他の学校が魅力的に感じ、どっちを受験しようか迷う。
・不景気で会社に影響が今は無いが、今後のために転職しようか、残ろうか迷う。

全ての未来が分かっている神様であれば、迷う必要もなくリスクも考えずに即決できるでしょう。

しかし人間には先の未来を予測できたとしても、全てが予測通りにならないのが現実なのです。

そこで変わるリスクと変わらないリスクには、どんなメリットとデメリットがあるか考えてみました。

【変わるリスク】


今現在の状況、地位が長ければ仕事の成果などに対しての効率、生産性は、新たな環境で遅くなる可能性があるかも知れません。

慣れ親しんだ場所では、どこに何があるのか、誰がどんな仕事をしているか把握できていますし、決められた時間でのルーティーンもあります。

変わることによりすべてがリセットされ、自分のやってきたことが通用しない場合もあります。

そうなった場合、精神的に苦痛を感じて仕事への心の余裕が無くなり成果を上げるどころかストレス障害になる恐れもあるでしょう。

【変わらないリスク】

変わらないことを決断した場合、その期間が長ければ長いほどに新たな挑戦への行動の障害となるかも知れません。

何が障害になるかと言えば、

・決断する際に良い面より、悪い面が見えてしまう。
・今の居心地の良さから抜け出すのに重い腰が上がりにくくなる。

「とりあえずこのままで良い」という考えは、脳がぬるま湯から出たくないという状況にあると言えます。

変化があった場合、一時的には脳に刺激がいき疲労やストレスが蓄積されるかも知れませんが、それ以上に活性化されることは言うまでもありません。

現状維持は後退を意味している

「とりあえずこのまま様子を見よう」

と変化が迫られているとき、様子を見てしまうという行動をして時間が経過したとき、それが命取りになる恐れがあります。

変化は確かに怖いと感じるかも知れません。ですがよく考えたら変化の何をリスクと感じるのでしょうか。

リスクとは先が見えない不安から来るものです。じゃあ、その先が見えない部分をある程度見えるように徹底的に調べておけばいいのです。

転職先が不安というのであれば、徹底的に調べて内部の人間と接触してどんなビジョンがあって、どんな状況なのかを知ればいいのです。

移籍に不安を感じるのであれば、移籍先を調べてどんな監督でどんな経営理念があるのか、どんな戦術を駆使して勝利を近づけようとしているのか。

そこにはブランドなどのネームバリューではなく、ちゃんと自分の目で確かめて不安を消していくしかないのです。

もちろん時間は少ないかも知れませんが、出来る限り調べ尽くして今の現状と比較して、問題ないと思えば決断するのです。

そして大事なのが決断したら、後ろは振り向かないことです。

ぜひ、何かを変えよう、変わらなければいけない状況であればネームバリューや印象だけではなく、時間の許す限り徹底的に調べる癖を身につけてみて下さいね。


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