自分と違う世代の行動にギャップを感じてしまったら
こんにちは守屋です。
30代後半のある企業の社員さんと飲みに行く機会があり、20代のスタッフに対してこんな言葉を残していました。
「どうしても自分たちの時代とは違う環境で生きてきた世代だから、話が合わないんです。どうすれば理解できるようになるんでしょうか。」
と、世代が違うことへのギャップに悩んでいる様子でした。
時代が変われば人も変わる。自分の焦点をどこに合わせるか。
以前、自分も代表を務めていたIT企業で7~10歳の年齢差があるスタッフが何人か入社してきたとき、価値観は絶対に違うと理解していたものの、接してみたら思った以上のギャップを感じました。
ですが、これから入社するスタッフの年齢は年々下がるのは当然のことで、マネジメントとして考えたのは
・企業のスタイルにスタッフを合わせさせるのか
・新しい世代のスタッフに合わせたマネジメントをするのか
ということです。企業の色も少しずつ出来てきたところでしたが、私はこれから入社する世代のスタッフに焦点を合わせ、マネジメントに取り組みました。
世代が違うという考えを取り除き、その時代、世代が感じていることを本気で知ること
「世代が違うから」という言葉で片づけてしまえば、いつまでたっても新たな人材の確保が出来ません。
その為に、まずは徹底的にその世代にどんな需要があり、どんな興味を持っているかを知ることから始めました。
・連絡手段→電話ではなく、SNSで連絡が主流
・労働時間→固定ではなく、フレックスも導入
・個人面談→本題から入るのではなく、他愛のない話から打ち解けて話す。
など今までの固定概念を捨て去り、その世代、時代に合った対応をすることにしました。
その結果、離職率は低くなり、良い意味でコミュニケーションを取りやすい環境と雰囲気になりました。もちろん売り上げも伸ばしていくことに成功しました。
その考え方は甘すぎるのでは…と、いう言葉もごもっともであり、自分のスタイルがどの企業や個人にも当てはまるわけではありません。
ですが、今を生きる世代が次々と進出していく中、昔ながらのやり方に縛られている企業は、若くて新しい才能の芽をつぶす可能性があることを理解しておいた方が良いかも知れません。
10代からすれば30代は老害と感じ、20代からすれば40代を老害と感じる人もいるかも知れません。
自分と違う世代の行動にギャップを感じてしまった場合、重要なのはその世代がどんなものに触れているかを知り、柔軟に対応していくことだと感じます。
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