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細部に拘れるチームにするためには

こんにちは、守屋です。

ある企業の新規事業部チームリーダーの方とお話する機会がありました。

リーダーの方はチーム全体が空気を読む力が強く協力的であるものの、チームの課題は全体の流れを意識しすぎて細部への拘りが薄いということでした。

細部に拘りを持つことは、勝負所を理解することに

全力ですべての作業を進めることは難しいとしても、違和感を覚える箇所、納得がいかない部分を放置して全体の流れを大事にしてしまうと、最終的に良い商品を生み出すことはできません。

なぜならその違和感は届けれた多くの消費者の元で問題が発覚し、クレームとなって自分たちの元に返ってくることが多いからです。

細部に拘れるチームと作るときに必要なのは、違和感を放置せずに全員で共有し深堀する習慣を身につけることです。

違和感を放置せず、チーム全員で共有することで「ここが勝負所」という意識を強く持つことができます。

たとえばサッカーチームの場合、両サイドからセンタリングを上げてシュートを決めるトレーニングを何となく「流して」行っていました。

ですが、チームキャプテンが違和感を覚えて全員を集めてセンタリングの質、動き出し方、ゴールへのこだわりを徹底的に追求しようと話し合いをしました。

その結果として、センタリングを上げる側と受ける側の要求は厳しくなり、質の高いトレーニングに変わりました。

そして、試合で同じ状況が訪れたときに以前と比べて決定率が高くなったことが分かりました。

細部に拘れるチームにするためには

・違和感を放置しないこと
・課題をチームで共有し、掘り下げること
・時間がかかっても納得するまでやることを優先する

という流れを作ることがポイントになります。

もちろん個人も同じですが、チームの場合はより全体の流れを重視しやすかったりするので、違和感を覚えたときには放置せずに徹底的に追及して拘ることをお勧めします。


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