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全員同意見ということは、誰かがモノを考えていないということだ

こんにちは守屋です。

「全員同意見ということは、誰かがモノを考えていないということだ」
ジョージ・パットン

アメリカの陸軍軍人であったジョージ・パットン将軍の言葉ですが、的を得ているなと感じました。

会議や話し合いで、「同じ意見」は真剣に考えてない証拠

集団で行動する中で、必ずと言っていいほど会議や打ち合わせがあります。そんな中で、意見を求められるとき、周りと同じ意見だと伝える人がいたりします。

ですが、「同じ意見」と言うのは奇妙な話であることにお気づきでしょうか。何か出されたテーマに対して他人と全ての意見が一致しているというのは稀な話で、普通であれば多少なりとも違う意見を持っているものです。

そこで考えられるのは、

・意見を述べても通る可能性のない権力が蔓延している

・数合わせでいるだけ

・そもそも会議に必要のない存在

・真剣にテーマに対して考えていない(他人事)

という場合ではないでしょうか。何か新しい事業を始めるとき、何か変えようと思ったとき集団であれば1人が勝手に決断して行動することは難しいことです。

そこで、ミーティングで皆の意見を聞いて本決定し進めていくというのが多くの企業が採用していることだと思います。

ですが、実際にはある権力者が建て前の為に会議を通じて周りを納得させるというだけのものである場合もあったりします。

その為に集まった人は自分の意見を言っても通るわけないと最初から判断して、意見を言わずに「同意見です。」という答えになってしまいます。

会議の主催者は公平な目を持っているかどうか

「全員同意見ということは、誰かがモノを考えていないということだ」

パットン将軍の言葉を借りるのであれば、そもそも全員同意見にさせてしまうような雰囲気を作ってしまっていないか。と言うのが大事ではないかと感じます。

誰かが圧力をかけた言葉で周りの人に伝えれば、その意見に反対、あるいは自分の意見があったとしても言いにくくなるでしょう。

そうならない為にどんな雰囲気を作っておくかと言うのは重要であり、その雰囲気一つで貴重な意見を見逃してしまうことにも繋がってしまいます。

もちろんどんな集団にも言えることで、家族であったり、サッカー選手同士のミーティングでも同じです。

子供が小さいからと言って、親が絶対に正しいと子供の意見を無視するのではなく、しっかりと聞いてあげること。そしてその意見を家族全員で考えた上で難しいと伝えてあげることは、子供が大人になったとき「自分の意見」をちゃんと言えることに繋がるはずです。

ぜひ会議や打ち合わせなどに参加する人は、自分の意見をしっかりと伝える準備をすることを考え、会議を開く側の人間は誰でもオープンに意見が言える雰囲気を作ることが大事ではないでしょうか。


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