仕事上における「労力を惜しまず」はどこまで許容できるか
こんにちは、守屋です。
仕事をしている中で労力を惜しまずやったにも関わらず、報われなかったという経験をしている人は多いかも知れません。
・育てた部下が転職した。
・活躍し始めた育成出身の選手が移籍してしまった。
・現地に足を運んで裏取りをして作った作品が、大人の事情でボツになってしまった。
そんな経験を何度もする中で、「労力を惜しむことは馬鹿らしい」という発想が浮かんできます。人間は裏切るかも知れないからロボットに任せてしまおう。と企業であれば思うでしょう。
サッカーチームであれば形式上では育成選手を育てるものの、手っ取り早く高額年棒で外国人助っ人を獲得。そして報酬分の結果にコミットしてね。という契約をすればいいだけです。
すべてが結果に結びつくかは分からない。それでも伝える側が表情や態度に見せれば結果は永遠についてこない
「労力を惜しんだ分だけ見返りが欲しい・報われたい」という想いが先行する人もいます。上司という立場、新人教育を担当している人や指導者と言える人はみな思うかも知れません。
手段として考えるのは
・そもそも優秀な人材を集める
・そもそも期待しない
・自分ですべてやる
1.そもそも優秀な人材を集める
これができる企業や組織は一部です。理由は簡単で惹きつける魅力が備わっていることが条件になっているからです。つまり労力を惜しまずとも結果に対してコミットする人達が集まるからです。
2.そもそも期待しない
このパターンも上司の立場の人は分かるのではないでしょうか。人に期待することで裏切られる(思うような結果で返してくれない等)のであれば、最初から期待しない方が良い。
3.自分ですべてやる
人に期待しない。そう決めた瞬間から自分ですべてやろうとする人がいます。そんな人は最小単位の仕事であれば威力を発揮しますが、大きな仕事になると結果がでません。それはキャパオーバーになりタスクを処理しきれなくなるからです。
そして何よりも、自分ひとりでやってしまう上司をみるスタッフは「自分たちが出来ることはないんだろうな。」と思ってしまい声すらかけれない状態を作ってしまうからです。
人の価値観は様々です。出会いがあれば別れがあるように、自分がどれだけ尽くしたとしても裏切られることもあるものです。
ですが労力を惜しむことをしなければ、そのスタンスが伝わるのもまた早いです。「俺はこんなに頑張っているのに…」と嘆くことはカッコ悪いかも知れませんが、できることをする、伝えるべきことはしっかりと伝える。伝わらないならアプローチを変えてみる。
それでもダメなら仕方ない。というところまでをセットで上の立場の人間は考えておくべきではないでしょうか。
部下は上司の表情を常に見ています。自分に対する接し方、態度に熱量があるのか、熱量が無くなったのかはすぐにわかります。
ぜひ「きっと今回もダメだろうな。」と思うことが仕事上の人間関係であったとしても、自分からスタンスを変えてしまうことは避けた方が良いかも知れません。
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