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サッカー選手と食事。摂取の仕方を考えて見る


こんにちは守屋です。


サッカー選手も含めたスポーツ選手であれば、普通のサラリーマンと違い「焼肉、焼き鳥、ビール、ピザ!ワイン!」みたいな感じで食欲を満たしてくれること第一ではなく、90分間走れて、選手寿命を長くするために健康であるものを摂取したいと思うのが一番ではないでしょうか。


食事の管理やどんな食事か良いのかは、栄養士に聞くか、料理本を見て下さい。(笑)


今回は摂取の仕方に関して、異なる視点で考えてみたいと思います。


感謝してから食べ始め、感謝で食べ終わっているか


日本では「いただきます」「ごちそうさま」は日常の食卓で自然の作法の一つとして義務教育の中で習うことも多いと思います。


もちろん、海外でもキリスト教の食事の前の祈りは有名です。意味合いは異なるかも知れませんが、全ては作ってくれた人や、食べれることへの感謝の気持ちからです。


感謝の気持ちなんて無くても、別に変わらないでしょ。


と思う人もいるかもしれません。しかし、誰しも1人では生きていくことはできませんし、周りに支えられていることを忘れない為にもとても重要なことです。


自分1人でサッカーをしているのではなく、ピッチの11人、そしてピッチ外でサポートしてくれる人がいるからこそ、今の自分の活躍がある有難みを忘れないでおきましょう。


1人ではなく、2人以上で会話しながら食べているか


食事の時間は大事なコミュニケーションの時間でもあります。とくにサッカー選手であれば、遠征中、合宿中など唯一の楽しみだったりします。


チームで行動しているときは一人で食べることは少ないと思いますが、普段の練習後などでも、できる限りチームメイトを誘ったり、行きつけのお店などで食事をした方が絶対に良いです。


なぜ言い切れるかというと、どんなに美味しい料理でも、1人で黙々と食べることでコミュニケーションを取ることはないからです。


今まで話し合う機会が無かった選手同士でも、美味しい料理を目の前に、「美味しいなこれ!」の一言から会話が弾み、相手が思っていることや、感じていることが聞けるかもしれません。


2017年8月、ジュビロからポーランド2部に移籍した松井大輔選手はこんなことを語っていました。


「食事のあとにお酒を飲む機会があって、それをきっかけに話せるようになった。そこからは、もうすっごい人気者(笑)。『今日ライブあるからいっしょにどう?』って誘われたり。若い選手はいつも『お茶へ行こう』って声かけてくれるし。だんだん面白くなってきたね。やっぱり日本人は自分から、周りに飛び込んでいくようにしなくちゃいけないんだよね。これが海外なんだなっていうのを痛感したし、忘れていた感覚を思い出した」
引用元:http://number.bunshun.jp/articles/-/828912

食事から生まれるコミュニケーションや、新たな発見もありますので、1人で食べるくらいなら2人以上で食べることが良いでしょう。


身体に良いものより、美味しく食べれる料理と雰囲気を大事にしているか


元日本代表の中田英寿選手は野菜嫌い(遺伝でアレルギー体質)で有名でしたが、身体に良いものを摂取することが本当に良いのかと言われたら、もちろん大事ですが、それ以上に美味しく食べれる料理と、食べるときの雰囲気が凄く大事ではないでしょうか。


確かに身体に良いと思うものを摂取することは、理に適っていて合理的です。だって身体に良いと科学的に証明されているのですから。


でも、だからといって美味しいと感じないものを食べ続けることは、心理的には食事の時間を楽しむことが出来なくなってしまう原因に繋がります。その結果、食事の時間が嫌になってしまう選手もいるかもしれません。


それよりも、できる限り身体に良いもので美味しいと感じるものを、食べることの方が重要だと思います。


スポーツ選手であれば必ず考える食事。そんな食事の接種の仕方について、栄養面の部分だけではなく、どんな人と食べるか、どんな思いで食べるかなど考えてみると、栄養以外にも身体を満たしてくれるかもしれません。


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