言葉力で得する人、損する人
こんにちは、守屋です。
言葉の力は偉大であり、言葉一つで人を生かすことも出来れば殺すことも出来ると私は思っています。シャ乱Qのボーカルとして活動し、モーニング娘。で一世を風靡したつんく♂さんは今現在は声帯を全摘し声を失ったまま活動されています。
そんな彼は、声にして話すことが出来なかったとしても言葉を書くことで自分を表現して活動しています。
言葉一つで得する人
得をするという表現が適切かどうかは分かりません。しかし、言葉を多く知ること、伝え方を学ぶことでより多くの人に自分の意思を「伝える」ではなく「伝わる」領域に持っていくことが出来ます。
かの有名な投資家ウォーレンバフェット氏は、「人前で話すのに慣れることは一生の資産となり、話すのが苦手なのは一生の負債となる」という旨を動画や著書で語っています。
それは幼いころに買いたい銘柄の企業の人と話す機会があったとき、自分の知見やなぜ買いたいと思っているのかを上手に伝えることが出来ず、いわゆる口下手というだけで損をしてしまっていました。
その為、会話力を学ぶために授業を受けて克服したと言われています。
どんなに優秀な人間であっても、それを広く伝えるために必要なのは言葉の力であり、その言葉をどのようにして使いこなすかということだけで得をするということです。
言葉一つで損する人
女優の沢尻エリカさんがある舞台挨拶で進行役の女性からの質問に対して、
「別に」
という言葉を発したのは記憶に新しいかと思います。
今現在は全くそのような発言は無く、女優として地位を築き上げていますが、まさに言葉で損をする代表例ではないかと思います。
皆さんも自分の言葉について振り返ってみると、
・本能的に言葉が出てくる
・考えて言葉にする
・考えたことを言葉にする前に、言葉を考えて口で発する
という3つに分類されるのではないかと感じます。
本能的に言葉が出てくるのは、見たもの感じたものをそのまま口にすることであり、美味しいものを食べたとき、綺麗な景色を見たときに、
「美味しい!」
「キレイ!」
というのはまさに例でしょう。悪い表現で言えば、人からの批判は、不味い料理を食べたときに、
「ウザい」
「不味い」
と出てくるのも本能的な言葉になります。
考えて言葉にするというのは、何かしらのアイデアが思い浮かんだときに、
「こんな風にすると良いかも知れない。」
「〇〇ってもっと形を変えてみたらどうかな?」
という風に考えたことを言葉にそのまま変換する能力であり、考える人であればある程度普通に出来ている部分でもあるかと思います。
・考えたことを言葉にする前に、言葉を考えて口で発する
考えたことを言葉にする前に、言葉を考えて口で発するという行動を行う一部の人間に共通しているのは、
「受けてに伝わりやすいかどうか」
「難しい言葉ではなく、届く言葉かどうか」
というのを意識しているからです。
イチロー選手のインタビューなどでは、記者の質問に対して少し時間を取って言葉を発しますが、受け手にどのような言葉であれば届くかというのを意識している部分もあるでしょう。
フィギュアスケートの羽生結弦選手も、数多くのメディアに出演して話すときには、難しい表現(技術的な部分)の場合は必ず動作を入れたり、分かりやすいように説明する。そして受け手に伝わりやすい言葉は何かを選んで発しているのが良くわかります。
言葉は誰にでも備わっているものでありながら、意識してトレーニングすることは少ないかと思います。
もし、人前で話す機会が多い人や、自分を表現していきたいと思う人は言葉力を鍛えることで、自分の伝えたいことが、間違った形で伝わることなく届くきっかけになるかも知れません。
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