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やめられない読書

さて、前回は読書と相性について書いていきました。

人間関係でも「相性」ってありますけど、
読書でもありますよね。

読んでいて心地よい本と、
そうでもない本と。

こればっかりは読んでみないとわからないけれど、
読み手のコンディションとか好みにもよるし。
何とも言えないところがありますな。笑

私の場合は美しい日本語が使われている作品が好き。

読んでいてグッとくるような。

感動するような。

突き動かされるような。

そんな作品が好きです。

そして、ここにも何度も書いていますが、
きっかけになるような作品も好きですね。




行動のきっかけになるような本


東野圭吾さんの、「加賀恭一郎シリーズ」は、
阿部寛さん主演で「新参者」としてドラマにもなりましたが、
日本橋に行ってみたくなる。
実際行ってしまう。

坂木司さんの「和菓子のアン」のシリーズは、
読んでいるだけで和菓子が食べたくなってきて、
実際買ってきて食べてしまう。

しかも、和菓子についての知識もついてしまうから、
一石二鳥です。

普段何気なく食べているモノや、
知らずに通り過ぎてしまうものでさえ、
そこに携わった人たちのストーリーがあると思うと、
感慨深いものがありますよね。

和菓子なんて、
その辺のスーパーとか、コンビニとかにも売っているけれど、
やっぱり防腐剤が入っていたりして、
「ちゃんとしたモノ」とは違うんだな~ということをそこで学ぶわけです。
(もちろんスーパーとかコンビニで買えるものもいいんだけどさ)

そして、どうせならその「ちゃんとしたモノ」を買いたくなる。
きれいなモノ、食べるのにもったいないなと感じるもの。
ちょっと高いけれど、
そこには職人さんたちの想いとか、
それを作れるようになるまでに過ごしてきた日々のいろいろがたくさん詰まっているわけですよ。

そんな風に食べたりすると、
昨日までとはちょっと違う味が、
するような気がするんだな。
わかんないけど。



読み終わりたくない本が良い本なんだ

前回も書きましたが、今は「花屋さんが言うことには」を読んでいます。

主人公の花やアルバイト奮闘記なんだけれど、
すごくまっすぐな彼女が、多くの人とかかわっていく中で成長していく姿を見られるのは(読んでんだけど笑)、すごく微笑ましい。

やっぱり頑張っている人の姿を見るのって(読んでんだけど)、
とっても刺激的だな~。
頑張ってほしいなぁ。

もうすぐ読み終わってしまうんだけど、
ずーーっと読んでいたいなぁと思うわけで、
そういう意味でこの本はとっても良い本です。

この本に出てくる人たちが、これからどうなっていくのか、
その日々を追い続けたい、だから続編も読みたい。

だから、この本はとっても良い本です。

途中結構クスリとする表現もある。
だから、相性がいいんだな。

これは自分に合っているんでしょう。

今回初めての著者さんだったんですが、
こういう出会いがあるから(向こうはこちらのことは全く知らないけれど)、読書はやめられないんです!

あー、読み終わるの嫌だなぁ。



ここまで読んでいただいてありがとうございます!

Instagramでは、最近読んだ本の紹介をしています。
興味がある方は是非覗いてみてくださいね↓↓
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