見えないものを見る力

人との付き合いの中で自分から見えているものが相手の全てだと思ってしまう事がある。あいつとは気が合わないと思ったりあいつは俺のことを嫌っている。などと想像を膨らませてしまう。
決して相手がどう思っているのかや相手の環境などを知ろうとはしない。お互いの誤解で人生がすれ違う。それも自然の流れかもしれない。しかし、あなたにとって必要な縁を失っている可能性もある。相手のことを少し角度を変えて見てみたり、相手の立場を理解してみよう。それだけで新しい発見があるはずだ。相手を深く知ることができると付き合い方も見えてくる。
とはいえ、人は自分のことも自分でわからなくなる生き物だどれだけ理解しようと思っても理解し切れるものではない。
100％理解することは無い！
このことさえ分かっていれば良い。普段見えていない側面を察することが出来るようになると人と人の繋がりや社会の繋がりが見えるようになってくる。見えるものは極一部、見えるものを作り出している根底には莫大なものがある。深層心理、原体験、空、いろんな言い方があるがあなたの感情を動かす心理もまた外からは見えない存在だ。場合によればあなた自身も気付いていないあなた自身の中にある存在かもしれない。
色即是空、色の自分も空の自分も同じ自分です。
全く違うように見えているかもしれませんがよくよく話をしていくと色と空の繋がった自分に出会うことができます。
見えないものに灯りをかざすとこれまでの悩みが小さいことであることに気付きます。