その人の話。からのゲームの話
そのひとは、ありがとうを言えない。いや、言わない。特に、知的な障害を持った人から何かをもらった時。そのひとの、そういう態度をみると、そのひとの内面が見える。そういう健常者と障害者が共存して行くのだからもうすでにそこで問題が発生している。もしかしたら、そのひとは、障害とか関係なく、相手を見ての事かも知れないけど。詳しくは話してくれないからわからない。ありがとうくらい言うたら?って話しも何回かしているが、やっぱり、その相手だと言わない。
ただ嫌いなだけ?
それやったらええって訳ではないけど、見下げているよりはマシかなと思う。みんな人間だもの。合う合わない、好き嫌いあるもんね。なにをかくそう、この僕が一番合う合わない多いもん。この人はスゲェな、よく見てくれてる何もかも。その上でこんなに合うんやぁって人に出会ってみたいもんだ。
話しが脱線してしまうので……もとい
その人を見ていると、ただ嫌いな感じじゃないように感じる。そんな態度で受け取られても嫌な感じを一切出さない伝説の四番三浦君の方が人間が大きく見える。共存しているとそんな事も感じさせてもらえるからありがたい。
若い頃勤めてた所の社長が、その人と同じ感じだった。ペーペーの僕がコーヒーを買ってたまには飲んで下さいと渡すと、そのもらう時の感じが「お前らみたいな若造からはもらいたくない」って感じ丸出しで受け取ってくれる。一瞬「なんじゃこいつ」って雰囲気が僕は出てしまう。三浦君からは出ない。
器の大きさ。 そういう事です。
アカン、また脱線してもうた。脱線ついでに我々の職場で今もたまにやってるゲームがあります。このnoteの記事にも書いた事がありますが、軽度の知的障害のある仲間が二人います。奴らと共に仕事をして行く上で僕が考え出したゲームです。名付けて
『ウェイトレスごっこ』
主に、10時の休憩時間とか土曜日の朝仕事に着くまでの時間に開催されます。その時に集まってる人だけで始まる時があります。3人だと300円5人だと500円の資金がいります。お金は出せる人が出すシステムです。何人か出せる人がいる場合はジャンケンで決める時と出し合う時があります。缶コーヒーとか缶ジュースを買う為です。次はパシリに行く人をジャンケンで決めます。このパシリの役割をいかに正確に、心使いもしながらやれるか?のゲームです。仕事にも繋がればええのになと思ったからです。まずお金が関わっている事。自分が出す以外は他人様のお金を預かるという事。そして次に注文を聞く。他人の話しをしっかり聞いて理解して間違わないように一発で任務を完了させる事。その方法は自分で色々と考える事。ジュースの自動販売機は3台あるし種類も違う事。
そして、注文された人に、ちゃんとその品物を届ける事。ありがとうとお互いに言葉を交わせればなおさらヨシ。
もちろん僕がパシリの役になる事もあります。
それぞれの人のやり方も見れます。自分にその意識があればですけど。それも仕事に繋がる事です。この頃は作業手順書というマモノがありますが、僕個人的には、あまり好きではありません。元々型にはめられるのはイヤな性分ってのもありますし、そんなもんは自分で苦労して覚えてはじめて自分の仕事という意識が非常に高いのもありまして。そんな事いちいち言われんでも自分でやるがな。が強いもので。
注文された品物が売り切れている場合もあります。さて自分ならどうするのかが大切です。「売り切れている時はどうすればいいですか?」と他人に質問して答えを聞く前に自分で考える事がもっと大切です。そんな事も仕事以外の時に気がついてくれたらええのになと思います。笑いながら、怒られながら。
もし間違えた時にどうするのか?も同じです。特にこの時には、その人が出ますね。
誤魔化すのか、言い訳するのか、弁償するのか、謝り倒すのか、謝っといて逆ギレするのか、人それぞれです。はなっから、もし間違えたら弁償したらええわって思ってる人は間違いが多いですね。そんな事も気づいてくれたらええのになと思います。
今この休憩室には僕達しかいませんから、多くて5人ですが、何年か前は、違う現場の人達も一緒にいたので、パシリが当たると10人分くらい買って来ないといけない時もありました(笑)それはそれで、もっと他の問題も発生してくるので、また考えるようになる。
オモロイです。危険予知の訓練にもなりますね。
その人の話しから大きく脱線してしまいました。パシリの話しが広がってしまいました。
この辺でおしまいにさせて頂きます。
来年は新庄監督の日本ハムを応援しようと思ってます。新庄ボスにスポットライトを当てた経営陣も勇気出したなと思いました。会見してるボスの横でヒヤヒヤしてたんやろなと思います。ナイスです。
では、このへんで失礼します。
読んでもらってありがと~ございます。
お守り大切にします。ありがとう。