「死にたい」と思っている人と、どう向き合うか
「死にたい」と思うほど、苦しい気持ちであることに、共感する。
共感するけれども、一緒に混乱しない。
客観的に「死にたい」と思う原因を見つける。
原因には、色々あります。
過去のトラウマ
仕事・人間関係のトラブル
セクハラ、パワハラ
借金
喪失体験(失恋、死別、リストラなど)
脳の疲労
精神疾患(うつなど)
劣等感
など
そして、その原因を、一つ一つ丁寧に解決していく。
そのために医療や社会資源の活用も積極的に行っていく。
また、死にたい気持ちが一時的に高まってしまった場合は、
ほかのことに意識を向けてもらう。
例えば、ゲームやYouTubeなど、好きなことに集中して、落ち着かせる。
(マインドフルネス)
長い道のりになりますが、上記のことに取り組んでいくことで、
希死念慮が消えていき、
生きる希望が少しづつ見えてきます。
このような道のりは、時に自分の現実と向き合う作業になり、
苦しいこともあります。
「死にたい」と思っている人を支える方は、
そんな思いに寄り添いながら、
冷静に関わっていくことが大切です。