あなたは「スピ系」?「そうじゃない系」? それとも・・・
高校のとき、進路で
「文系か、理系か」
どちらかを決めなさいと言われて
私は文系を選びました。
渡された選択肢から
どちらかを選ぶ。
一つを選び、
選ばなかった方は捨てる。
「どちらも選ぶ」はなかったな。
そういうものだと思っていました。
分岐点で選ばなかった
もう一つの道は
私の世界には
存在しないんだろうと。
ですが、のちに
文系 or 理系では
割り切れない自分を
発見していきます。
私が知っているいろんな方は
本当にいろんな人たちです。
人と環境に良い自然素材の家を建てる建築家、
放置された竹林の竹を地域活性に使う若者、
経営者勉強会を数十年続ける80代経営者、
多くの事業者の敬意を集めるITマスター、
ボランティア活動と別の仕事を両立させる会社員、
イベント開けば100人動員するカフェ経営者、
美の世界で活躍する医師、
世界三周したやたら折り紙の上手い人
etc
業種も肩書も活動領域も
見事にバラバラ。
共通するものがあるとしたら
「見えない力」を信じているところ。
そういう人たちをたとえば
「スピ系」
(精神世界系)
「スピじゃない系」
(物質世界系)
と分けられるだろうか。
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・
・
「文系か、理系か」
どちらかを決めなさいと言われて
文系を選んだ10代の私は
あれから数十年経って、
自分で選択肢を増やせることに
気づきました。
たとえば
AかBか二者択一の場面で
・Aを選ぶ
・Bを選ぶ
に加えて
・どちらも選ぶ
・どちらも選ばない
・今は保留する
の選択肢を
加えるようにしています。
そのぶん境界線があいまいになり
「わかりにくく」なります。
その代わり、境界線を超えた発想を
手に入れることができます。
「スピ系?」
うーん、そうかも。
「そうじゃない系?」
うん、そんな時もあるね。
精神世界(スピ)で
すべてを説明しようともしないし
かといって
物質世界(notスピ)の言葉で
すべてを説明できるとも思わない。
「分ける」前提だと、
どちらか一方に収まらなくては
ならない気がするけれど、
境界線がそもそもない。
それで思い出した、
系は系でも「地下茎」の話。
竹の生命力はすごくて
地中に伸びる
「地下茎(ちかけい)」は
私たちが地上で見える竹林よりも
はるかに広範囲なのだそうです。
しぶとくしたたかでしなやかな
生存戦略は
生命力の強さとも言えます。
土の中、見えないところで
ぐいーんと遠くまで茎が伸びて
ひょんな場所から顔を出す竹の子。
風が国境越えて吹いて
光が民族かまわず照らすように
風にも光にも境界線がありません。
精神世界「系」
物質世界「系」
見えないものを信じる「系」
信じない「系」
便宜上カテゴリや先入観で区切られた
「系」の線引きをやすやす超えて
竹の子が地面を穿って出てくるように
「そっちか!?」な
意外なところでつながっている。
スピリチュアルはそういうもの
かもしれません。
かつてスピリチュアルを
「一切信じなかった」山川ご夫妻が
どうして
スピリチュアルの導き手として
今もなお活躍されているか
その不思議を知るチャンスです。
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