やってもできない。
先日セッションした方が
「もう大人だからと、人形は捨てたのに
ビー玉はなぜか今でも捨てられないんです」
恥ずかしそうにうれしそうに話してくれました。
ビー玉が大好きで、と話す目が強い光を集めていました。
こんばんは。
しんがきです。
「やればできる」
耳慣れたこの言葉を、作家の橘玲さんは
「やってもできない」と言います。
「やってもできない」という事実を受け入れ、
好きや得意なことに
「やればできる」と時間と労力を注ぐ(投資する)。
それが自分らしい幸福につながると。
「石の上にも三年」のことわざも
なんでも耐え忍べということではなく
好き/得意だから三年続けられるのであって
嫌いなことにはそもそも三年も費やせない。
だからこそ、自分の好きなものは
まわり道してでも見つけた方がいい。
この「まわり道」はいわば過去を探る道です。
バック・トゥ・ザ・過去。
自分の過去を思い返して
子どもの頃の性格や好きだったことを探しにいく。
そこに「やればできる」の目的語
「何を」にあたるヒントがひそんでいます。
ビー玉が好きだから
ビー玉を作る人になる
と、直接的なケースもあれば
ビー玉に象徴される「何か」を
体現する仕事をする
と、間接的なケースもあるでしょう。
すぐに「!」とわかる人もいれば
なかなか見つからずに
「これ、なのか?」
「どうなんだろう?」
と過去への道を迷いつつたどる人もいると思います。
私は後者でした。
再び橘玲さんの本から
好きなものはやればできる。
嫌いなものはやってもできない。
あなたの好きなものはなんですか?
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