秋の夜長の映画、劣等感とダンス
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』よかった。
2021年の映画です。
自分ってダンゴムシだわー
いやそれダンゴムシに失礼だわー
ごめんダンゴムシ
と劣等感とダンスしている人にもおすすめです。
映画やマンガや本が大好きで、最近は映画をよく観ます。
自分の感情が心電図のようにピクンと反応する登場人物は、
主人公とは限りません。
私はどちらかというと
脇役というか、真ん中より周辺にいる人に
思いを寄せる傾向があるようです。
『ディア・エヴァン・ハンセン』で
私が心を一番掴まれたのは
主人公のエヴァンでも、
彼が思いを寄せるヒロインでもなく
同級生の女の子アラナでした。
学内でプロジェクトを立ち上げたり
チームを取りまとめたりと
快活で一見はなやかな彼女の、
誰にも見えない場所で
抱えているものに胸を打たれます。
「隠すのは上手だけど、楽じゃない」 と。
「そうなのか、アラナ」
じわ(涙)
劣等感とダンスをしている自分にはたと気づける映画。
そして他者の「それ」にも想像を馳せる余白をくれる
優しい映画です。
映画を観る目的は人によって
また気分・モードによってさまざまだと思います。
気分転換、気晴らし、学び
感情デトックス、やる気アップ、
いろいろあると思いますが、
「今の自分を投影する登場人物を探す」
のも、面白いです。
今の自分の状態で心惹かれるのは
明るくポジティブな人物なのか
暗くネガティブな人物なのか
明るくて妙にネガティブな人物なのか
暗いわりに妙にポジティブな人物なのか
論理的な人物なのか
感情的な人物なのか
そのどれでもないか、とか。
今のあなたの気分が焦点を合わせる人物
(自己投影する対象)を
映画の中に探しにいくのも
おもしろい秋の夜長の過ごし方です。
映画の秋、読書の秋、マンガの秋。
劣等感とダンスもいいけれど、物語の誰かに会いにいって
「投影のダンス」を踊ってみるのもいいですね。
あなたのおすすめの映画はなんですか?
P.S.
私は映画のテーマソング
をきっかけにこの映画を知りました。
『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の
制作陣が手がけた映画らしい。
だから突然歌い踊りだすのか。
『Waving Through a Window』
今年一番聴いている曲かも。(約4分)
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