連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(40)
(40)
俺はベッドに横になり呼吸を整えた。
ベッドは暑いが寝れないことはなさそうだ。
見覚えのある天井を眺めながら俺は考えた。
隣の部屋にはナナミはいない。アカリはいるがヘビの状態だ。
この世界線の俺は孤独だ。今までの世界線では誰かしらが俺の周りにいた。
今この家に俺は一人。
急に不安が襲ってきた。
とりあえず寝よう。寝たらアカリに会える。アカリと話そうと俺は考えた。
目をつぶり俺は無になった。
すぐに闇が訪れ、眠りに落ちていくのがわかった。
何重もの闇のカーテンをめくりながら俺は前に進んでいる。そのカーテンは触れているのかわからないほど薄い漆黒のカーテンだ。
ふわりと最後のカーテンをめくった先にアカリはいた。
「遅いよ。待ってたよ」
「ごめん。麦茶飲んでたよ」
「ダイスケは体大丈夫?」
「俺は大丈夫だよ。だけどナナミが傷を負って病院に入院してるよ」
「そうよね。全部見てたわ。マスダが来てたわね」
「そうなんだよ。アカリはヘビの状態で助けることも何もできないから苦しかったでしょ」
「まあ、ちょっと苦しかったけどね。だけど私はこうなることは全部わかってたからね」
「えっ、こうなることわかってたんだったら避けることはできなかったの?」俺は少し怒気を込めてアカリに尋ねた。
「できないわ。この世界線でのナナミの運命なのよ。私も本当はこの世界線には来たくなかったんだけどね。ちょっとイレギュラーなことが起きちゃったのよ」
「イレギュラーなことって?」
「まあ、そのイレギュラーも想定内だから全然大丈夫よ。とりあえずこっちに来て」とアカリは言って俺に向かって手を広げた。
俺はアカリを抱きしめた。
つづく
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※キャラクターに関してはもちろん架空の人物で何も参考にしてはおりません。逆にストーリーだったりキャラクターが何かにかぶっているであれば教えてもらえればと思います。
※こう言ったらあれですが内容迷走中です。いろいろ疑問点も生じてくるかもですし、ブレブレです。即興小説のようになってきました。
※描写により物語の中の時間のコントロールもできるようになりたいです。
※締め切りに追われる小説家のようになってます。