連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(74)
(74)
「お待たせいたしました。魚介のパエリアをお持ちいたしました」
「ここに置いてください」
「鍋がお熱くなっておりますのでお気をつけください」
「美味しそう」アカリはパエリアから目を離せなくなっていた。
「これが『映える』っていうやつかな」
「インスタ映えね」
「インスタやってたら絶対載せてるビジュアルだね」
「まあ、インスタやってないから載せる場所はないわね」
「じゃあ、俺が取り分けようか」
「お願いね」
ダイスケはパエリアについてきたスプーンとフォークで新しいお皿に取り分けていった。
パエリアライス、パプリカ、エビ、ムール貝、色とりどりの色彩をダイスケはバランス良く盛り付けていた。
「はい、どうぞ」
「盛り付けるの上手ね」
「まあ、食べてみて」ダイスケは照れながら自分の分も取り分けていた。
「少し固めなのが美味しいわね。魚介の香りもすごいわ」
「そうだね。魚介だけど赤ワインと合うよ」
ダイスケとアカリはパエリアを堪能していた。
つづく
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※繁忙期で、激務です。
※スペイン料理店の内容が続いちゃっております。