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なぜ機能紹介だけじゃダメなのか?SAP SuccessFactorsのコミュニティが人事領域のサポートをする理由

2024 年 6 月 3 日より、JSUG(Japan SAP Users’ Group)内に新たにSuccessFactors 部会 〖Shine〗を発足しました。本部会はSAP SuccessFactorsに関する情報交換だけではなく、AIや文化人類学などHR領域に影響を及ぼすトピックを扱い、人事全体の底上げを目指して活動しています。

単なるプロダクトコミュニティにとどまらない人事のコミュニティを目指して立ち上がったShineの立ち上げ背景や想いを本Noteでお伝えします📝

HR Innovatorsを増やしたい

「人事領域で夢を語れるHR Innovatorsを増やしたい」
Shineが掲げているMissionです。将来が不透明な中でも、未来を見据えて夢を語れる HR Innovators を増やすことが、SAP SuccessFactorsの最大活用にとどまらず、日本の人事変革に寄与するのではないかと考え、このMissionを掲げています。

HR Innovators:HR 領域に興味を持ち、HR の未来を自分の言葉で語る、Ownership を持った人たち

JSUG SuccessFactors部会「Shine」が発足!第1回のイベントを6/18に開催

昨今AIに代表される急速なテクノロジーの進化や少子化・人口の減少といった激しい環境変化もあり、HRの役割も大きく変化してきました。従業員を管理するHRM(Human Resource Management)からHCM(Human Capital Management)へと重心が変わっていく中で、HRがチェンジリーダー・チェンジエージェントの役割を担う事も期待されるようになっています(個人的に追いかけているUlrichさんのHR Modelを記載)。

激動のHR業界において、単純なプロダクト紹介だけでユーザー(HR領域の方々)の変革を支援できるのか、本当に使い方を理解しただけでプロジェクトは推進できるのかを見直した結果、志を持って人事変革に取り組む方々を支援する事が私たちの目指す世界に必要だと考え、このMissionをコミュニティの軸といたしました。

ShineのMission

プロダクトの機能理解だけでは不十分?

もちろん、SAP SuccessFactorsに関して提供している情報や学習コンテンツを多くのユーザーの方にご活用いただいていますし、その知見をもとに変革を進めていただいているユーザーの方もいらっしゃいます。

しかし「SAP SuccessFactorsを通して組織が変革しました」「根本的に人事が変わりました(改革成功)」というお声はもっとあっても良いのでは?とチーム内で話していました。その中でユーザーにお話を聞くと、以下のようなシステムを超えた課題に直面していることがわかりました。

  • 社内調整が上手くいかず、取り組みがとん挫している

  • 具体的にどう取り組んで良いかわからず、変革を進められていない

  • 実現までの自信が無く、他業務に目移りしている

マインドセット・モチベーションの維持・知見の強化など変革の阻害要因がシステム外にもあるため、SAP SuccessFactorsの最大活用にも繋げるべく、機能紹介にとどまらないより広範囲なアプローチをShineでは取ることにいたしました。

未来を共に創る

ShineではHRの視野を広げるワークショップやネットワーク形成をサポートしています。

これまでマインドセットや組織変革に焦点を当てたプロダクトコミュニティはほとんどありませんでした。クラウドが主流となってきた中、トップランナーの知見や考え方をどんどん学び皆で成長していけるよう、Shineは以下のような取り組み実施しています。

▼取り組み事例

これらの活動を通しHR Innovatorsを支援することで、共にHRの未来を創っていくことを目指しています。

取り組み内容やShineの想いに少しでもご興味をお持ちいただけた方は、下記より概要をご覧ください!


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