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信州嵐 note はじめるってよ!

こんにちは。信州嵐広報担当の「ごとう」です。このnoteでは、信州松本の豊かな「食」のお話を信州嵐の活動を中心に綴っていきます。

信州嵐~シンシュラン~とは何者なのか

まず初回は、信州嵐とはなにものなのか?松本で活躍する生産者・料理人を中心とした、「食」のプロ集団のその「プロ」たるゆえんについて書いてみたいと思います。

シンシュランは、漢字で「信州嵐」と書きます。豊かな「食材」の宝庫である信州から世界に通用する「料理」を生み出し、多くの人にそのすばらしさを楽しんでもらうための「嵐」を巻き起こそう!という、想いが込められた名前です。

信州嵐発足の第一歩は、今から3年前、松本平にある「そば処 木鶏」の店主塙さん、塩尻の「ラ・メゾン・グルマンディーズ」のオーナーシェフ友森さん、松本市内の「マツモトマウントバル」の松田さんの3名が、この信州松本から世界に通じるものをやりたいね!と意気投合したことが始まりだったそうです。

私自身は、塙さんがスペインのサンセバスチャンで蕎麦打ちセミナーを開催するお手伝いをさせていただいたことをきっかけに信州嵐の活動を知るようになりました。信州嵐のメンバーの方にお会いするたびに、そのプロ意識と、彼らの食へのこだわりの強さをこれでもか、というほど感じます。

プロのこだわり

例えば、松本駅からほど近いイタリアンレストランであるトラットリア・ジラソーレの松井さんは、安曇野で獲れる鮭について、川が一本違うだけで、その土壌の違いからくる味の違いや、そしてその鮭を育てている生産者さんのこだわりを熟知し、その特性を踏まえた上で、その日に提供するお店の一品にこだわっているそうです。

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また、前述の友森さんからは、「一口に地元野菜を使った料理といっても、作り方次第でそのおいしさは全然違うものになる」と教えていただきました。「料理人は、その料理が提供されるその瞬間をイメージして、その食材の旨さが引き出されるように調理をするのだ」「だからこそ、大量生産を行う工場などに、『地元食材を使った逸品』の調理をお願いすることはできない」と聞いた時には、鳥肌がたちました。

しかし、友森さんがおっしゃるには、「信州嵐のメンバーであれば、食材の扱い方を心得ているから大丈夫」だと。一流のシェフ同士がこれだけ信頼できているコミュニティのすばらしさがこのことからもうかがい知れます。

信州嵐は「生産者、飲食店、消費者がそれぞれの立場からお互いを尊重し、高め合い、楽しみながら交流し、長野県内の『食』をテーマに郷土愛を深め、信州の食文化を発展させること」を目的としています。

飲食店だけでなく、食材の作り手である生産者、そして彼らの技術と想いの詰め込まれた一つ一つの料理を食する消費者も、「信州嵐」のメンバーである、というこの文章に、メンバーの想いが溢れんばかりに詰め込まれている、私はそんな風に感じます。

信州嵐の取り組み

さて、こんな信州嵐は、松本神林地区に、メンバーたちが自由に使用でき、様々な調理にも対応したセントラルキッチンを立ち上げ、新たな活動拠点として、色々な取り組みを始めています!

信州の素晴らしい食材、そしてメンバー同士で共有され、さらに洗練された調理方法、そして彼らの情熱が、嵐の様に混然一体となって私たちの舌を、そして胃袋をこれ以上ない体験へと導いてくれることは間違いないことでしょう!
文責:後藤 正樹

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