こどもに「おとうさんが怒ったら、ぼくも怒る」と言われた話。
昨日、3歳になるこどもから「おとうさんが怒ったら、〇〇くん(自分)も怒る」と言われました。
「いやいや、君が悪いことばかりするから、お父さんが怒るんやろ・・・」と思いましたが、なかなか人間関係の真理を突いていて、自分自身反省させられました。
■こどもは大人を苛立たせる天才である
こどもって悪意なく、大人を苛立たせる天才だと思います。
やってほしくないこと、危ないことを無意識に見つけ出し、実行して、なおかつアピールしてくるのです。
腹立たしいことこの上ない。
私も普段は、自分で言うのも難ですが、こどもに対して穏やかに接していると思います。
しかし、雨で一日中家にいるため、フラストレーションが溜まっているのか、3歳になる息子は絶え間ない攻撃を仕掛けてきます。
昨日怒った理由は、以下のような事情です。
普段から「危ないからやったらダメだよ!」と、注意していることのオンパレードを、見事にこなしてくれました。
最初は、「ダメだよ!」と穏やかに注意するも、これらを連発してくるため怒りがマックスに到達。
語気をかなり強めて怒りました。
こどもは、私が怒ったのを察知し、妻のもとへ泣きながら逃げていきました。
その後は、「おとうさんきらい」「おとうさんはお外にいってなさい」などと暴言を吐きまくるのでイライラしながら流していましたが、お風呂は私とでないと入らないので、そこで和解しました。
そして、夜寝る前にベッドの中で言われたのが、前述の言葉でした。
■大人同士の関係でも適用される
私は、普段からよく妻と冷戦状態に入ります。
妻は0歳児の夜泣き対応により常日頃から疲弊しており、終始機嫌が悪い日が多いです。
私も事情は理解しているのですが、やはり話しかけても反応がなかったり、ずっとスマホをいじられていると、次第に憎らしくなってきて、互いに必要最低限の会話だけになるということがしばしばです。
つまり、どんな理由があろうと、人間は自分に敵意が向けられると、相手に対しても敵意を向けてしまう、ということなのだと思います。
■自分の機嫌は自分で取るしかない
以前、テレビの番組でお笑い芸人のみやぞんが言っていました。
「自分の機嫌は自分で取る」
すごくポジティブで良い言葉だなと思いました。
単純なようで、できている人はすごく少ないのではないかと思います。
自分自身の怒りは、誰かのせいにしてしまいがち。
そうやって負の連鎖が生じていることに気づいていない人も多い。
また、気づいていても私のように制御できない人もいます。
ひとつの足掛かりとして、アンガー・マネジメントなどを学べば、自分の制御が少し楽になるのかな、と期待しています。
以下の本などがamazonで調べると出てくるのですが、他にもおすすめの書籍等あれば教えてください。
いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント (毎日新聞出版)
そして最後に、愛する坊ちゃんに「怒ってごめんよ」と。
そして、これからも度々怒ると思うけど、そのときはお父さんを怒ってくれと、言いたいです。