ミニマルな家づくりにおいて心がけたこと。
こんにちは。spinoです。
私は、昨年の4月に家を新築しました。
延床面積30坪弱の小さな家です。
しかしながら、ミニマルで住み心地のいい家になったなと思っています。
そんなわけで、シンプリスト見習いの私が、ミニマルな家づくりにおいて工夫したところをご紹介します。
①廊下をなくした
我が家には廊下がありません。
玄関を入ったらドア一枚隔ててすぐにリビングに繋がっています。
トイレやお風呂も廊下でつながっているというより、それぞれの部屋と部屋が直接繋がっているようなイメージです。
こうすることで、延床面積の削減になり予算も低く抑えられました。
デメリットとしては、音が伝わりやすいということが挙げられます。
現在、妻と赤ちゃんはリビングに布団を敷いて寝ているのですが、寝室が隣接しているので、夜泣きの声などは駄々洩れで寝不足の毎日です。
②1.5階建てにした
もともとは平屋希望だったのですが、建築予定地がハザードマップ上で床上浸水の可能性があることが分かっていたので、いざという時の避難スペースが欲しいと思い、1.5階建てという選択をしました。
1.5階建てとは、一般的な総2階建て(1階と2階の面積が等しい)ではなく、2階がロフト上になっている形状です。
イメージはこんな感じです↓
1階にはLDK、水回り、寝室、クローゼットがあり、2階には子供部屋と書斎デスクがあるだけです。
子供が巣立ったあとは、1階だけで生活が完結するようになっており、平屋生活をすることができます。
また、1階と2階は吹き抜けで繋がっており非常に開放的なリビング空間になっています。
一般的に吹き抜けは冬寒いと言われますが、高気密・高断熱住宅のため特に気になりません。
③収納を極力少なくした
家をつくるときに重要視するポイントとして、大容量の収納が欲しいとよく言われますが、収納が多いとその分モノも増えてしまいがちです。
我が家は、キッチンや洗面所、脱衣所、玄関などに一般的な収納は設けていますが、あとはクローゼット(ウォークインでない)と階段下に収納があるだけです。
収納は、最悪家具を置けば増やせるので、最初から備え付けるのではなく、広々とした空間を確保することを優先しました。
あとは、私がDIY好きなので、作る楽しみを残しておきたかったというのもあります。
ただし、屋外の収納について、もう少し考えておけばよかったなと思っています。
イナバの物置のような収納を置けば解決する話ではあるのですが、景観等を考えると、土間収納のようなスペースを少し設けるのもありだったかなと思っています。
ミニマルな家作りを考えている人の参考になれば幸いです。