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23年2月24日 品川港南100人カイギVol.6 振り返り

みなさん、こんにちわ。2月24 日に「品川港南100人カイギ」の第6回目を開催しました。今回は 品川駅港南口も人気コワーキングスペース リブポート品川にて、初のリアル開催!とZOOMでのオンライン配信のハイブリッド形式で開催しました。

ご参考)リブポート品川 〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル2F
TEL:03-6810-3043 営業時間 月~土 7:30~23:30

後で振り返りができるよう、記録に残しておきたいと思います。(一期一会を楽しむために当日動画のアーカイブはしておりません…)

品川港南100人カイギVol.の6人の方々

今回のVol.6 では
・1対1個別指導のBilsta代表、 「夢中を見つけて探究する」探究横丁と、「学び」を事業とする方が2名
・日替わり店長たちが営む港町のようなソーシャルバー"PORTO"の経営者
・地元港南のタワーマンションの自治会長
・イベントプロダクションの新規事業で、日本酒の発展に関わる方
…が登壇しました

1人目:宮下 正義さん Bilsta代表 (1対1個別指導 家勉メンタルコーチ)

1人目は、「土台を築く(build)」と「努力して学ぶ(study)」を合わせた造語をコンセプトとした 1対1個別指導 を行う Bilsta の代表の宮下 正義さんでした。アナログとデジタルの両面からアプローチする指導法は、「教育界の二刀流」と呼ばれているとか。

宮下 正義さんと、宮下さんが経営する 1対1個別指導の”Bilsta”

宮下さんは、塾で起こりがちな3つのミスについて、
①ミステイク:ケアレスミス、時間切れ、習っていない…
②ミスマッチ:塾・先生と教材との相性
③ミストラスト:親が子供を信じることの難しさ(本来は小さなことから子供を親が信じることが大切)
と語り、こうした問題を解決するために、
「ひとりでも、グループでも、どんなスタイルでも、いつでもどこでも学びやすいところで学ぶことができる」
…を実現したご自身が経営するBilstaについてご紹介いただきました。

子ども達を親が信じられるよう、各種の工夫を行っています

何か子ども達の興味ある「好き!」を共に…をモットーにしている宮下さんは、子どもたちに対して「何でも言ってきて!」と常にオープン。困った時の相談相手にもなり、時にはフットサルのイベントや、絵を描くイベントを企画し、子どもたちと一緒になって行うなど、まさに「教育界の二刀流」として活動を続けています。
子どもの教育に悩んでいる、心配がある方は宮下さんに一度相談してみてはいかがでしょうか?

宮下さんプレゼンのグラレコ by グラレコ奈美さん

2人目:佐藤 健友さん 探究横丁 (元小学校教員 ほめ方のプロ 3rd Placeクリエイター 探究クリエイター)

2人目は「佐藤 健の友達です」、とクイックなアイスブレイキングからプレゼンを開始した探究横丁 代表の佐藤 健友 さんです。 

自著の「魔法のほめ言葉 ‐ ほめ方の極意」を紹介する佐藤さん

先進国の中でも日本人は、自己肯定感が低いと言われますが、佐藤さんはこの問題を解決するために、「正しい褒め方」の普及に取り組んでいます。

小学校教師だった時期、子どもへの適切な声のかけ方がわからず、学級崩壊の危機に陥ったこともある佐藤さん。ある授業中にクラスの生徒のほとんどがまともに授業を受ける態度にない中で、1人の生徒がきちんと席に座って授業を受けようとしていることに気づき、それをきちんと褒めたところ、それがクラス全体に波及し、全員がきちんと着席するようになったそうです。それ以来一人ひとりの良い所を見つけ、褒めるようにしたところ、生徒同士がお互いを褒めあう「ほめほめシャワー」とも呼べる環境を構築することができました。

子どもから始まった探究横丁は、大人・地域にも広がり、さらに面白いものになっています

実はこの「褒め方」で注意すべきなのは「行動を、見たままに褒めること」であり、子どもが何かを達成できた時にシンプルに「よくできたね」と伝えることが大事だそうです。これが自己肯定感を持ち、失敗を恐れずにチャレンジする子どもに育つことにつながります

佐藤さんは、ある時1人の生徒が「クラゲを育てたい!」と言った一言をきっかけに、それを実現させてあげたいと思い、なんと小学校を退職。退職金を費やして子ども達が「自分がやりたいことを探究できる居場所」=探究横丁を開設。クラゲの研究から、プログラミング等々子ども達が自らやりたいことを企画し、実行できる場所を提供しています。
現在、探究横丁には子ども達だけではなく、大人たちも自らやりたいことを企画し、学ぶために通うようになりました。これにより、子どもと大人と地域が一体となって、一緒のテーマに取り組む活動が広がっています。こうした瞬間が最高に気持ちいい、と語る佐藤さんの探究横丁に興味のある方は、ぜひHPをチェックし、一度直接訪問してみてください。

佐藤さんプレゼンのグラレコ


3人目:嶋田 匠さん (ソーシャルバーPORTOオーナー・コアキナイ主宰)

3人目は北品川、日本橋で、日替わりの店長たちが営む港町のようなソーシャルバー”PORTO”を経営する嶋田 匠さんです。
嶋田さんは大学2~4年生の間、渋谷・原宿のキャットストリートで「無料相談所」を開き、2,000人を超える方々の相談にのった経験を持ちます。そんな嶋田さんも社会人となり会社の激務に追われ、自分自身を責め、悩み苦しんだ時期がありました。

ソーシャルバー PORTOの立ち上げから現在を語る嶋田さん

しかし、どんなに小さくていいから、一人ひとりが「役割」を感じられる、自分自身をさらけ出せる場所を作ろう。そしてみんなで、みんなの居場所、「場」を作り出そう…と考え、日替わり店長が、みんなでバーを営むスタイルの”ソーシャルバー PORTO”を開店しました。このPORTOは、古民家等を200人を超えるメンバーがDIYで作り上げたそうです。PORTOの運営は順調で、北品川店は20人程、日本橋店では25人程の日替わり店長が、お客様との対話や、「場づくり」を楽しんでいます。

オリジナルのロゴに秘められた思いについて触れながら、コアキナイについて語る嶋田さん

そんな嶋田さんが現在取り組んでいることとして、「コアキナイ」についてもご紹介いただきました。コアキナイとは「個商(パーソナリーアウト) X 小商(特定少~中数)」から成り立つ、個人のらしさを活かした、小さな商売を創出する取り組みで、そのコアキナイが、持続的に循環的に育まれるための社会(生態系)を育んでいけるよう、プロジェクト作りの手伝いをしているとのこと。必要に応じて新たな機能をみんなで構想し、具現化し、コアキナイの地図を拡げていきたいと語る嶋田さんでした。


嶋田さんプレゼンのグラレコ by グラレコ奈美さん

4人目:上原 優子さん 司法書士・シティータワー品川自治会長

4人目は港南地域の代表的なタワーマンションの1つであるシティータワー品川に住み、830世帯からなる自治会の会長を務める上原 優子さんです。
不動産取引を中心に年間400件前後の案件を請け負う、 仕事中心の仕事人間だった上原さんは、2011年に娘の出産を機にいわゆるワーママ生活が始まり、この街に対する思いが、がらっと変わりました。大人にとっては、買い物に出勤にとにかく便利である港南。でも子どもたちにとっては、遊び場が少なかったり、お祭りがあっても参加の仕方もわかりずらかったりと、子どもにとっては必ずしも楽しい街ではない…。

活動を始めた頃のきっかけ等について語る上原さん

「それなら、そういう街にすればいいじゃん!」と目覚めた上原さんは、地域活動をスタートしました。自治会をマンション内に創設し、地域の連合会にも入ることができました。しかし、自治会主催の催しは良くも悪くも「お祭り」ばかり。他に何かないか…と考えていた時、雑談から生まれたのが、「防災キャンプ」でした。近所の公園にテントを張り、焚き火を行う…通常であれば役所から絶対禁止とされそうな内容でしたが、長くこの街に住む有力者とつながり、役所の人からの許可を取得しました。実際にこのキャンプを行ってみると、子ども達だけではなく、お父さん達も積極的に楽しむようになり、消防署を巻き込んでこのイベントの成功に協力してくれました。

どんな場所で「防災キャンプ」を行ったかを説明する上原さん

「行動してみれば、未完成でも人が手助けしてくれる」自ら防災キャンプを成功させることで得た経験を活かし、今後も街を自分たち自身で楽しいものにしていきたいと語る上原さんでした。

(参考リンク)

上原さんプレゼンのグラレコ by グラレコ奈美さん

5人目:田口 瑞穂さん STARK クリエイティブオフィス ディレクター

5人目は、多種多様なイベントを展開するSTARK クリエイティブオフィスにて、ディレクターとして活躍している田口さんです。

会社紹介を行う田口さん

約13年間アパレル業界に従事した後、世界情勢やファストファッションの高品質化などもふまえ、キャリアチェンジとしてイベント企画制作会社である同社に転職した田口さんは、 アパレル時代に培った経験を活かし、ライブイベントにおける運営本部業務や、コンサート制作におけるディレクション業務なども並行して行い、現在では、海外・国内の有名アーティストのツアー運営・制作に携わる等、多岐にわたるジャンル、様々なシチュエーションでのイベント企画を世界的に実施しています。

SAKE JAPAN株式会社の取り組みをご紹介中

そんな田口さんと品川港南・天王洲エリアとのつながりは、KITEN TOKYOというレストラン経営の運営や、SDGsを学ぶプログラムとキッズファッションショーを組み合わせたイベントを行ったこと等が上げられます。
そして現在は、ディレクターの仕事も行いつつ、日本酒を通じて地域と地域、人とひとをつなげるイベント・プロモーション企画を行うSAKE JAPAN株式会社での活動に尽力しています。
今年のGW、2023年4月29日(土・祝)~5月2日(火)の期間に、日本全国の酒蔵40蔵が集う、今までにない新たな日本酒の試飲展示会『SAKE JAPAN EXPO in TOKYO 2023』を、同じく品川区の大崎ブライトコアホール(東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア3F)にて開催します。ぜひ来るGWにこのイベントに参加して、日本酒の楽しさ・素晴らしさを感じてください。

田口さん プレゼンのグラレコ by グラレコ奈美さん

最後は記念の『100人カイギポーズ』で締めくくり

5人のプレゼンテーション終了後は、その内容をグラレコ奈美さんがグラフィックレコーディングに落とし込んでいただいたものを見ながら、皆さんの
お話を振り返りました。

5人のプレゼンテーションを、会場参加者の前で見事にグラレコに落とし込むグラレコ奈美さん

今回はリアル開催だっただけに、5人 X 10分間のプレゼンテーション をグラレコ奈美さんがどのように落とし込むのか、プレゼンテーションを聞く傍らで、その神業に目を奪われていた参加者も多数いらっしゃいました。
実は奈美さんのグラレコは、色を加えることで、より魅力的かつ記憶に残るものになるので、5人分の模造紙をご自宅に持ち帰ってから仕上げて頂きました。奈美さん、毎回のことながら誠にありがとうございます!

最後は『100人カイギ』の定番の記念写真ポーズで締めました!皆さんの充実した表情をご覧ください。

初のリアル参加での100人カイギポーズ集合写真でした

次回開催第7回目も、リアル&オンラインの”ハイブリッド形式”にて、3月24日金曜日19時、リブポート品川 にて開催したいと思います‼(調整中)
品川駅港南口に在勤、在住の方はぜひリアル参加をお願いいたします。場所を選ばず参加できるよう、オンライン参加ももちろん大歓迎です!

最新情報は引き続き 品川港南100人カイギfacebook等にアップしていきますので、チェックをお願いします!

追記:品川港南100人カイギでは、新規キュレーターを募集しています
・紹介したい登壇者候補が多数いる
・当日の進行、司会などを手伝ってみたい、やってみたい
・SNSでのイベント告知活動をやってみたい
・開催報告のnoteを書いてみたい
・何は無くともキュレーターとして参加したい
…そんな方はぜひ 品川港南 100人会議アカウント 100shinagawa.konan@gmail.com
迄ご連絡ください‼

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