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【神社の世界】#38 谷保天満宮

2019年
令和元年6月9日

 東京都国立市にある天神様です。湯島、亀戸とならぶ関東三大天神様を、これで全てお参りできました。
 梅雨空の下、久しぶりに静かで心穏やかな参拝ができて満足です。

 まずは甲州街道に面する鳥居の脇からすぐに駐車場へ入ります。
 鳥居から参道を真っ直ぐ歩き、手水舎までは普通なのですが、そこからが妙な神社です。崖の階段で降りて右折したところに社殿が配されています。本殿が崖下に横を向いて建てられていて、何となくしっくりいかない感じです。どうやら、甲州街道の移設で、鳥居と参道が無理くり変更されたようです。

 唐突に鶏の鳴き声が張り詰めます。ぱっと見て10羽程の雄鶏が境内を我がもの顔で過ごしているではありませんか。神職曰く、秋祭りで使う獅子舞飾りに鶏の尾羽を使えないかと、30年ほど前に飼い始めたそうですが、予想以上に成長が遅くて使えないことがわかり、今では、ただの放し飼いだとか。
 たわいのない鶏の話ですが、神職の方とゆっくり話ができて、なかなか楽しかったです。

 御朱印は、可愛らしい梅の花がアクセントとなって、お洒落なデザインです。

 御朱印とともに、近隣のカフェを紹介したチラシをもらったので、甲州街道北側にあるカフェに行ってみました。普通の戸建住宅の一階が小さなカフェになってます。定年後のサラリーマンといった印象のおじちゃんが丁寧に接客してくれます。珈琲は抜群に上手いです。谷保天満宮の御朱印を持参すると、ショートケーキのおもてなしがあり、ホッコリ気分を味わえました。



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