2024.09 熊本 阿蘇 の火口を覗いてきました。 熊本市内から国道57号を走り、阿蘇の入り口にあたる立野から右へ折れて、新阿蘇大橋を渡ります。 新阿蘇大橋は、2016年熊本地震で落橋した阿蘇大橋に代わって完成したPCラーメン橋です。シンプルでシャープ、桁下の曲線がなんとも美しい橋でした。 ここからは、いよいよ阿蘇谷です。 牧草エリアをクネクネ走ると、草千里が広がっています。お土産屋さんや博物館もありますが、今日はカフェでちょっと一息。乗馬、散策ができるのん
5月25日(ダービー前日) 東京府中市にある東京競馬場で、"来賓室 ダービールーム"なる特別室に行ってまいりました。 ここは私のような一般市民には縁遠い空間であります。馬主やJRA関係のような特別な方々のためのVIP〜な部屋なのです。 今回は、知人の縁で有難くも招待いただき、初めて訪れた次第です。ドレスコードもありますので気合十分で乗り込みました。 ジャジャーン 来賓室からの眺めは、こんな感じです! 素晴らしい眺望で、しばらく、ぼーっと佇んでおりました。
前立腺がんシリーズの最後は、手術後の話をまとめてみました。 腹腔鏡下 ロボット支援 前立腺全摘徐術を行ったあとの、入院中、退院後の様子です。 10日間の入院生活 手術後10日間、体調回復のために入院しました。前立腺癌手術の場合の標準のようです。今どき、入院期間が短くなっていると聞きますので、まあまあ大手術なのかなと勝手に考えています。 自然治癒・手当て・呼吸 お腹の表面や骨盤の中の臓器をあちこち切ったり縫ったりしているので、手術後の回復は、基本的に自然治癒力に頼る
いよいよ、治療です。 日程調整 手術は入院を伴うので、治療日を決める際は仕事の調整が必要です。私はそんな準備をしないまま、診察室でいきなり手術日を決めることになりました。 2023年12月10日に入院 翌11日に手術 退院は一般的には10日程度 大病院なので手術スケジュールが一杯で、この日を逃すと月単位で先延ばしになってしまうので、即決しないといけない雰囲気に押されて、仕事はなんとかなるだろうと見切り発車で入院日を決めてしました。案の定、仕事の調整が大変でした。準
約四ヶ月間、様々な検査をした後、治療方針を決めることになりました。 検査結果のまとめ・評価 検査結果をまとめると、 ・腫瘍マーカー →PSA値 6.0 ng/ml ・MRI →黒い影があるので更に要検査 ・生検 →12検体中1検体で癌確認 →1/12→左右半分の1/2以下と推定 →グリソンスコア4+3=7→悪性度は中間 ・CT →前立腺周辺への転移なし ・アイソトープ核医学検査 →骨への転移なし 以上の検査の結果、現状の病期や悪性度は以下のとおりとなりま
はじめに 昨年2023年、55歳を迎える年に前立腺癌を患い、現在、検査や治療を行っています。 私はこれまで大病したことはなく、多少メタボ気味、多少血圧高めの極めて一般的なサラリーマンです。特別に医療知識を持っていない素人です。 今回、癌に関する知識や経験がない状態で突然当事者となり、知らないことの連続でした。 特に想像以上だった出来事は、 ・周囲の人々がとても心配してくれる事 ・自分で判断することが多い事 ・検査や治療が大変な事 です。 生きること死ぬこと、感謝するこ
2023年12月3日 神奈川県 相模国一ノ宮 寒川神社を参拝しました。 相模国に 1600年前から鎮座する古社で、八方除の守護神が祀られています。 御祭神は、サムカワヒコとサムカワヒメの2柱ですが、記紀にも登場しない詳細不明の神々だそうです。 京から東海道を東へ向かい富士・箱根・丹沢の山々を超え、相模川流域までくると、一気に広大な関東平野が広がっていて、いよいよ鎌倉や江戸の町へと入っていく場所。そういうワクワクする場所に寒川神社があります。 また、寒川神社から日没
2023年6月10日 大和国一ノ宮 大神神社を参拝しました。 大神は、オオカミ ではなく オオミワ と呼びます。 日本最古と言われ、原始信仰の面影が残されている独特な古社です。 まほろば 奈良盆地を南北に走るローカル線、JR桜井線(万葉まほろば線)に乗り、三輪駅を下車します。 辺りは、都市でもなく深山でもなく、程よい盆地に人の営みがポツポツとみられる、実にまったり、のんびりした風景が広がっています。 私の個人的なイメージですが、これぞ奈良という光景でして、京
2023年11月4日 秋です。 埼玉県秩父 三峯神社に参拝してきました。 人里離れた標高1100メートルの山の上にあるためアクセスが悪く、簡単には参拝できない神社です。そのためか、関東のパワースポットとして、ちょっと有名な神社です。 イザナギ、イザナミが主祭神として祀られている古社です。 実際に神社に来てみると、広大な山林を抱く納得の聖域でした。 三ツ鳥居 食事処、お土産屋さん過ぎると、いきなり、私のお目当て"三ツ鳥居"です。 三輪鳥居とも呼ばれる形式で、奈
沖縄県の石垣島・波照間島を観光してきました。感動の余韻を写真とともに綴った旅の記録です。 2023年7月 日本最南端の島"波照間島" 沖縄本島のずっと南方、台湾に程近い海域に八重山と呼ばれる島々があります。石垣島を拠点に西表島、与那国島、竹富島などが浮かんでいて、その最南端が"波照間島"です。 人口は約500人。アクセスは石垣島からの定期船のみ。しかも季節風による欠航が頻発するので事前に予定を立てられない。ホテルと呼べるような宿泊施設はなく、個人経営の小さな宿が数軒
江戸城は、徳川幕府中枢の巨城であるにも関わらず、お城巡りとしては、それほど話題に挙がりません。 天守が残存していないからでしょうか。 しかし、よく観察してみると、とても魅力満載のお城です。 江戸城はとても広大なので、江戸城の全体像を説明するのは難しいでが、ざっくりと言えば、東京都千代田区の範囲と考えて良いかと思います。 大きくは、内郭と外郭の2つのエリアで構成されています。 内堀エリア(内郭)内郭の範囲 内郭は、内堀で囲まれたコアエリアで、一般的に江戸城と言
2016年8月 白河小峰城2016年8月 会津若松城の手前、栃木県から福島県へ入ると白河小峰城があります。 会津若松城と同じで、戊辰戦争で落城したものの、平成になってから完全木造で復元されています。天守は、規模こそ小さいものの、とても美しい櫓で、中に入ると、木造ならではの心地良さが伝わります。 平成23年3月11日の東日本大震災により、石垣の一部が崩壊してしまいましたが、その後の復元工事が行われていました。なんと、熊本城の復元チームが視察に来ているとのこと。こんなと
2023年 令和5年が始まりました。 今年の干支は"兎年"です。 正確には、干支の節目は大晦日・元旦ではなく節分・立春(2023年は2月4日)ということになります。まあ、こんな面倒なことはさて置いて、と思うのですが、せっかくの新年なで、干支について改めて自分用にまとめてみました。 2023年は癸卯(みずのと う) 今年の干支"兎年"を正確に言うと、 十干が10番目の癸(水の弟 みずのと) 十二支が4番目の卯(兎) ということで、 癸の卯 の年になります。 十干の
熊本は、漫画ONE PIECEの原作者 尾田栄一郎氏のふるさとです。 平成28(2016)年に起きた大地震の復興プロジェクトとして、ルフィーをはじめ、麦わら海賊団メンバーが、被災地に駆けつけてくれていますので、10人全員に会ってきました。 阿蘇熊本空港 阿蘇熊本空港に降り立つと、この看板がお出迎えしてくれます。実にワクワクします。一味全員に会いたくなります。 麦わらの一味モンキー・D・ルフィ @熊本市中央区 まずは、船長のルフィーが熊本県庁に立ち、復興の手助けを仲
2016年8月 東北の旅の途中、福島県会津若松市を訪れました。 目的地は、会津若松城とも呼ばれる鶴ヶ城です。 幕末の戊辰戦争、白虎隊、新島八重、松平容保(かたもり)で有名なお城です。 赤瓦の天守 2011年に天守の瓦が幕末当時の赤瓦に葺き替えられました。青空や白壁に映えてとても美しいです。そして天守の周りは広々とした城址公園として綺麗に整備されています。 幕末の悲しい歴史をもつ城だけに、この美しさがより一層心に沁み入ります。 ちなみに、赤瓦は、釉薬を塗って焼成
2015年8月 高知城 愛媛県松山城、香川県丸亀城に続いて、四国名城巡りのラストは土佐、高知城です。 現存天守 全国に僅か12城の現存天守は、流石に見応えがあります。徳川の封建制度、幕末維新の動乱、明治新政府による廃城令、戦争や地震、火災などなど、歴史の苦難を乗り越えた自信が、逞しくて、美しくて大好きです。 天守は望楼型といって、初期のoldタイプ構造です。入母屋造りの上に物見(望楼)をチョコンと載せた天守で、犬山城と同じですね。 山内一豊 戦国時代の土佐といえば長