【読書】あえて数字からおりる働き方

人に与える、ギブすることに重点をおいて、数字にとらわれない働き方、生き方を目指すという本。

数字を求めない

フォロワー数や売り上げといった数字を追い求めずに、人にありがとうと言ってもらえるギブを繰り返し、誰かにとって意味のある存在になることを重ねる。
そうすることで意味のある自分になっていく。
ギブを繰り返していくと数字は自然についてくる。

個人の時代

インターネットとテクノロジーの発展によってビジネスは個人が主体になってきた。
遠くに離れていても企業を主体とせずに個人がより集まってサービスを展開したりできるようになっている。
自分はコミュ障だから無理、と言わずに行動してみること。

個人でギブをすることにコミュニケーション力は最重要なことではない。
インターネット時代によりコミュニケーションが苦手な人でも個人でビジネスにつながることができるようになっている。

ギブは時間とコストを節約する。例えばメルカリでは「洋服を買うならこのひとのアカウントから」と購入するケースが出てくる。
信頼を積み重ねると購入側の不安が少なくなるためである。

ネットで知り合う

ネットで知り合う方があらかじめお互いの温度感を理解しあえる。
Twitterなどでいいねやリツイートする。
された側は、相手が好きなことを段々と理解して相手のことが徐々にわかるようになる。

ひたすら異業種交流会に出向いて名刺交換に時間を費やすより、ネットを介して小さなギブや信頼を積み重ねて程よいコミュニケーションをしていく方が今の時代に合っているかもしれない。

情報は素早くギブする

情報は自分でとっておくのではなく、いち早くギブする。
インターネットの時代では情報を持っていることは武器にならない。
それならばいち早くギブできる人になった方が良い。
ギブすることで自分以外の視点の人の反応を知ることができ、取り込むことができる。

ライフワークとライスワーク

ライフワークとライスワークという言葉がある。
ライフワークは自分の生きがいや趣味、楽しいと思ってやること。
一方ライスワークとは生きるためにする仕事。
例えお金が稼げなかったとしてもライフワークを持つこと。
所属先を1箇所にすると自分の視点も1つに縛られてしまう。
会社以外の物差しで自分を見る機会を多く得ることが自分の成長にもつながる。

ライフワークで生きがいを感じられるようになれば、会社の仕事に割り切って取り組むことができる場合もある。
上司に認められないとダメだ、とか思わなくなる。
仕事以外に生きる道があると思うとライスワークでも大胆な行動ができる場合もある。

やりたいことがない場合でも、できることを積み重ねていく過程で見つかることもある。自分のやれることをやっていこう。

読み終えて

インターネットは人とのつながりや自分の成長の機会を与えてくれると思った。
これから、Twitterやnoteで発信するときも誰かのためになっているか、という視点を持つようにしていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?