[2 一般的な敷地]【22坪の敷地 2階LDKのとても自然豊かな都市型3階建住宅】=[21坪の敷地]に建てられる住宅に一番近いプラン〖2025年大阪・関西万博に向けた、新しい時代の大阪の都市型住宅〗
◉22坪の敷地、または、21坪・23坪の敷地を所有されている方は、基本的にご自身の敷地に、22坪以下の敷地のプランを、ほぼそのまま建てられます。
0.目次
◉ご要望に応じて、間取りとLDKの階数と庭の取り方等も含めて、すべて自由に変更できます。
◉このプランは、22坪の敷地で、このような立体的に自然を感じられる住宅も建てられるという、[ご提案のひとつ]であり、あくまで<目安>として見てもらえたらと考えております。 ※ご自宅を計画させて頂く際は、すべてご要望通りに、計画させてもらいます◉
1.敷地面積22坪の3階建住宅
22坪の敷地に、[2階の2面開放型で吹抜のあるLDK]と3階の主寝室(夫婦の寝室)から、「3階分の高さのL字型の庭」を眺められる、自然豊かな「小さな豪邸」のような最小型の3階建住宅を建てられます。
※庭の奥行は、大阪長屋の「裏庭+通り庭」と同じです
住宅の中に、L字型の庭をつくると、室内から2面に広がる庭を眺められて、室内からより豊かな自然を感じられるようになります。
◉22坪の敷地で、立体的なL字型の庭をつくって、自然豊かな暮らしのできる、2階LDKの3階建住宅を建てられることに、気づいてもらえたらと思います。
2.LDKの階数と庭に対する開き方
22坪の敷地では、1つの階全体が[LDK]になります。家族が最も多くの時間を一緒に過ごす[LDK]を、一般的な[2階]に配置して、[2階LDK]の2面を大きく、「3階分の高さのL字型の庭」に開きました。
※LDK=居間・食堂・台所
2-1.LDKの空間と眺めとプライバシー性
①[天井高5.25mの吹抜のある2階LDK]から、上の「1~3階の山の斜面」を背景とする、「2階自然通り庭」と「1階裏庭の木々」から構成された、「3階分の高さのL字型の庭」の風景を眺められます。
②[2階LDK]の居間・食堂・台所から、「異なる庭の風景」を眺められます。
③「3階分の高さのL字型の庭」は、同じ高さの半透明ガラス付の塀によって、周囲の家からの視線を遮断して太陽光だけを取り込んでいて、静かに庭の風景を眺められます。
※LDK=居間・食堂・台所
3.各階平面図の主な部屋の構成
各階の主な部屋は、以下の通りです。
1階:寝室(子供部屋)1・2
2階:[2階LDK](居間・食堂・台所)
3階:主寝室(夫婦の寝室)
3-1.各階平面図
【各階のすべての空間は、下記の通りです】
1階:寝室(子供部屋)1・2、浴室・洗面化粧室、便所1、玄関
2階:LDK(居間・食堂・台所)、手洗室・便所2
3階:主寝室(夫婦の寝室)
※1階に主寝室(夫婦の寝室)を配置して、3階に寝室(子供部屋)1・2を配置する、一般的なプランにすることもできます。
3-1-1.1階平面図
左側の写真の、左手前に玄関があり、その奥に寝室1・2があり、その右奥に浴室・洗面化粧室、左奥に便所1があります。
◉寝室1・2と浴室から、右の「1~3階の山の斜面」を背景とする「1階裏庭」の風景を眺められます。
3-1-2.2階平面図
左側の写真の、左手前に手洗室・便所2があり、その奥にLDKがあります。
◉2階LDKから、右の「1~3階の山の斜面」を背景とする「2階自然通り庭」と「1階裏庭の木々」から構成された、「3階分の高さのL字型の庭」の風景を眺められます。
3-1-3.3階平面図
左側の写真の、左手前に主寝室があります。
◉主寝室から、「3階自然通り庭」を含めた、「3階分の高さのL字型の庭」の風景を眺められます。
4.大阪長屋の現代化について
22坪の住宅は、[大阪の都市型住宅の 3-2裏自然通り庭型]にして、敷地奥側に「3階分の高さのL字型の庭」をつくりました。
この型は、[大阪長屋③通り庭型]を、下記のように現代化しました。
※「裏自然通り庭」とは、[大阪長屋]の「裏庭」と「通り庭」を一体化して、「自然の庭」にした「L字型の庭」のことです。
1.一番左のオレンジ色の部分の図は、[大阪長屋③通り庭型]の平面図です。平面図の「通り庭1と2」は土間です。
2.左から2番目の図は、左の[大阪長屋③通り庭型]を現代化したもので、左の[大阪長屋③通り庭型]の「通り庭1と2」を「自然の庭」に置き換えた「自然通り庭」と、「裏庭」のある型です。
3.一番右の黄色の部分の図が、この22坪のプランの[3-2裏自然通り庭型]で、左から2番目の図の「裏庭」と「自然通り庭」を繋いで、「L字型の庭」=「裏自然通り庭」をつくり、すべての部屋から「2面に広がるL字型の庭」を眺められて、[想像以上に豊かな自然を感じられる型]にしました。
5.大阪長屋③通り庭型 を現代化した22坪の住宅の5つの特徴
22坪の住宅は、「3階分の高さのL字型の庭(庭の奥行は、大阪長屋の「裏庭+通り庭」と同じ)」をつくり、[2階LDKの居間の2面]を「L字型の庭」に開いた、豊かな自然を感じられる、[大阪の都市型住宅の、3-2裏自然通り庭型]の、[最小型]の大阪の都市型3階建住宅です。
◉「小さな豪邸」の5条件は、上記に基いていて、すべてまとめると、以下の通りです
❶3階建住宅の中に、「3階分の高さのL字型の庭」があり、1階・2階・3階のすべての部屋から、異なる「自然の庭の風景」を眺められます
❷「3階分の高さのL字型の庭」は、プライバシー性の高い庭で、同じ高さの庭を囲む半透明ガラス付の塀によって、周囲の家からの視線を遮断して、太陽光だけを取り込んでいて、室内から静かに「L字型の庭」の風景を眺められます
❸[LDK(居間・食堂・台所)の居間]の天井高=5.25mで、2面が大きく庭に開かれた2階LDKから、「最も良いL字型の庭の風景」を眺められます
❸-1.L(居間)・D(食堂)・K(台所)から異なる「L字型の庭」の風景を眺められます
❸-2.住宅の中心となるLDKをできるだけ広くなるように計画しています
❹主寝室から「L字型の庭」、寝室1から「裏庭」の風景を眺められます
※寝室2から、主に「前庭」の風景を眺められます
❺浴室は、「裏庭」の風景を眺めながらお風呂に入れる半露天風呂です
6.大阪長屋①裏庭型について
[大阪長屋③通り庭型]は、明治時代にできた型で、室内にある土間の「通り庭」と、敷地奥側にある高い塀で囲まれた静かな「裏庭」があり、平屋か2階建が一般的ですが、この型を[3階建の大阪の都市型住宅]に現代化して、1・2・3階のすべて部屋から、異なる「庭」の風景を眺められるようにしました。
大阪長屋について詳しくは、下記をご覧ください。
大阪の都市型住宅[note]
大阪の都市型住宅[HP]
大阪長屋[Instagram]
7.庭の構成について
22坪の敷地の住宅は、3階建住宅の1階・2階・3階のすべての階から、「立体的なL字型の庭」の風景を眺められます。
「3階分の高さのL字型の庭」は、左側の1階の「1階裏庭」と、真ん中の2階の「2階自然通り庭」と、右側の3階の「3階自然通り庭」と、各階右側の「1~3階の山の斜面」を立体的に重ね合わせてつくりました。
7-1.庭の構成の表とまとめ
7-2.庭の構成<斜めの緑化壁>
[最小のスペースで、山のふもとの風景を、大阪の都市型住宅に取り込む]
Ⅰ.左上の22坪の敷地の住宅の写真の、右側の敷地奥側の緑の壁が「1~3階の山の斜面」です。
Ⅱ.左から2番目の写真は、「1~3階の山の斜面」の実物の<斜めの緑化壁>であり、少し傾斜した斜めの壁が緑化されています。
左から3番目の12コマの写真は、様々なかたちの<斜めの緑化壁>であり、お気に入りの植栽で、壁1面を自由にデザインできます。
Ⅲ.一番右は、山のふもとにある住宅の写真で、<斜めの緑化壁>は、大阪の都市型住宅から、このような自然豊かな山のふもとの風景を眺められるようなイメージでつくりました。
左下の図から、中世の大阪の住まいから、周囲の山々を含めた大きな自然の風景を眺められていたと考えられます。
その右側の青色の背景の図は、令和時代の大阪の都市型住宅に、大きな自然の風景を取り込む方法を示したものです。
左から順に、1の過程で、山から[山のふもと]を切り出して→2の過程で、[山のふもと]を大阪の都市型住宅の庭に取り込み→3の過程で、[山のふもと]を<斜めの緑化壁>として住宅と一体化させて、室内から[山のふもと]の風景を眺められるようにしました。
[山のふもと]は、盆地・谷・平野の景観のすべてに含まれていて、水辺があり、日本において最も安定した棲息地を形成してきた場所であり、最も豊かな日本の自然景観の1つである山のふもとを住宅に取り込んで、自然豊かな大阪の都市型住宅をつくり上げています。[山のふもと]を表現するために、緑化壁を斜めに傾斜させています。
※<斜めの緑化壁>が必要でない方は、緑化をしないシンプルな壁面にすることもできます
◉◉◉
所有されている敷地に、すべてのご要望を満たした上で、暮らしの中にいつも自然を感じられるような、オリジナルの庭のあるプランをご提案させてもらいますので、是非お気軽にお問い合わせください。[お問い合わせ先]
◉◉◉
【ご注意して頂きたいこと】
①これは、22坪の敷地のプランの「ほんの一例」です。
※LDKの階数も変更できます
~このプランは、22坪の敷地で、このような立体的に自然を感じられる住宅も建てられるという、ご提案のひとつであり、あくまで<目安>として見てもらえたらと考えております。
※ご自宅を計画させて頂く際は、庭の取り方等も含めて、すべてご要望通りに、計画させてもらいます
②このプランは、3~4人家族用の[3LDK(LDK+3つの寝室)]の間取りですが、敷地環境・家族構成・必要なお部屋等に応じて、自由に変更することができます。主寝室(夫婦の寝室)を2室に分けること等もできます。22坪の敷地に、駐車場付プランをつくることもできます(プランの一部を変更することになります)。家事動線を優先させたプラン等、様々なタイプのプランもご提案できます。
※事務所には、22坪の様々な形状の敷地のプランをご用意致しております。
③大阪長屋を現代化する方法以外でも、住宅を設計しております。
~令和時代の大阪の住宅をご提案する上で、最も本質的なつくり方は、[大阪の都市型住宅]の原型である[大阪長屋]を現代化するのが、ひとつの方法だと考えておりますが、ご要望をお聞きした上で、[大阪長屋]を現代化したプランをご提案する必要がないと考えられる場合は、ご要望を叶えることを最優先に考えて、最もふさわしい([大阪長屋]を現代化しない)設計方法で、住宅を設計しております。
※大阪の住宅を設計する際に、最も大阪の気候・風土と深いところで合っているのが、明治時代から[大阪の都市型住宅]であり続けている[大阪長屋]を現代化した住宅だと考えております
④22坪の敷地に「最も大きな庭」を設えたプランであり、お部屋を広くすることができます。
~22坪の敷地に、「3~4人家族が住める住宅に、最大の庭をつくったプラン」であり、建蔽率の上限まで室内側(お部屋)を最大限に広くして、より多くの家族が住めるプランなどに変更することができます。
※庭は、最も自然豊かに設えた状態で、1階の庭に木を植えるだけの、シンプルな庭にすることができます
⑤この22坪の敷地と、敷地形状が異なる場合でも、大体このようなプランをつくれます。※変形敷地・旗竿敷地等除く
[21坪の敷地に建てられる住宅に一番近い間取りです]
※外壁面を隣地境界線から50㎝後退しなくて良い敷地の場合は、ひと回り大きい住宅を建てられます
[大阪の都市型住宅]の仕様
[大阪の都市型住宅]の外壁・窓・屋根・内装・建具・設備・構造等の「仕様」については、こちらでご紹介致しております。[図面・模型等]と併せて、こちらをご覧頂くと、この[大阪の都市型住宅]を具体的にイメージできます。※詳しくは、お問い合わせ下さい
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