【第七回】東洋医学ってなに?を0から学ぶー変化を受け入れようー

前回は「表裏一体」について陰陽論の視点から突っ込んだお話しました。


第七回の今回は

①太極図における陰陽パート5

についてのお話です。
今回は陰陽と変化についてのお話しとなります。


その前に!
ダーウィンの名言をご紹介しますね。
「唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」
とても有名な言葉ですね。
この言葉にもある様に「変化」というのがとても重要です。

陰陽論でも陰と陽が絶えず動いている=変化していると述べています。
例えば1日の時間がそうです。
朝がきて昼がきて夜がくる。
これは陰と陽の変化です。
季節もそうですね。
春がきて夏がきて秋がきて冬がくる。
これも陰と陽の変化です。

この様に万物は常に流動的であると言えます。



自然も人も同じであるという「天人合一」の考えと合わせると、自然が変化しているならば、人も変化している事になります。


でも…です!
変化を嫌うまたは避ける人もいます。
安定を求めたくなる。
その気持ち分かります。


わざわざリスクをとって変化を求めるのは、命を危険にさらす事に繋がりますからね。

それではこの様に考えてみてはどうでしょうか?

川は常に流れているからキレイな状態を保っています。
でも川の流れが止まってしまったらどうなるでしょうか?
その川はどんどん淀んでしまいます。
人の身体でもそうです。
ご飯をどんどん食べているのに便秘でウンチ君を出せなくなったら……溜まりに溜まったウンチ君はどうなってしまうでしょう?
便秘の人は恐らく想像できるかな〜と思います。


この様に大なり小なり自然も人も変化しているわけです。

大切なのは「安定」と「変化」のバランスです。
安定ばかりを求め過ぎず、かと言って変化ばかりを求め過ぎない。
このバランスが非常に大切となります。

世の中はどんどん変化しています。
「このままで良いや」
これも一つの考えです。
しかし、時には変化も必要ですね。
という事で今回は「変化」についてお話しました。


時代はどんどん変化しています。
その変化について行こうとすると途中で疲れてしまう事もあります。

「疲れたら休む」
休む事、安定する事は決して悪い事ではありません。
他人には他人の、自分には自分の時間=変化があります。

他者と比べず、自分のペースを大切にしていきたいですね。

皆さんの参考になれば幸いです。

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