【こころがととのう】誰に何と言われようと思われようと自分は自分
私自身ではない人から言われること・思われることは、一切コントロールできません。それは、その人自身がどう思い発言するからであって、また、その他の人もコントロールすることはできません。つまり、AさんはAさんでしかコントロールできない、BさんはBさんでしかコントロールできない。そして、私をコントロールするのは私だけです。逆に考えると、私自身がどう感じてどう思い、どのように発言し行動するかは自分自身でどうにでもなるということです。他人にどのようなことを言われようと、思われようと自分自身をコントロールできればいいのですね!
誰にでもある、言われて不快に感じること
私は、その他人からの発言が、私自身を傷つけようとしているのか、何かを感じ取ってほしいのか、発言者自信が迷っているのか、優位に立ちたいのか、どうような感情や思いで発しているかはわかりません。
どのような思惑であれ、受け止め手である私自身がそれをどのように感じて受け止めるのかは私自身の解釈で決まります。深く受け止めてしまうのか、受け流すのか、それにより寛容に対応するのか、それはそれとしてその人の発言に対して淡々と指摘するのか。
ただ、大切なことは、自分にとって傷となるような思いや感覚にならないこと、他人の発言などにいちいち感情的になり反応しないことです。そのようなことに反応してしまっていては、私自身の心身の負担となり、とてももったいないことです。ましてや、そのような発言をしてしまうひとは、大変残念ながら、あまりかかわりすぎないほうが賢明です。上手い距離感を保つか、保つ必要がなければ、そもそも近づく必要さえありません。逃げではなく、そもそも逃げる以前のお話ですね。発言側は、もしかしたらその発言自体に自分を傷つけているだけであり、受け手である自分自身が特に感じずに受け流してしまえば良いのです。
これ自体は、少なからず思考の鍛錬は必要だと思いますが、慣れてくると大したことではありません。言われて不快に感じることを一時は受けてしまってもすぐに受け流してしまいましょう。
受け止めつつ、受け流す
先ほどにも書いた通り、受け止めるのではなく受け流してしまいましょう。
発言した人がそれで何も傷つかないようであれば、相当の曲者だと思うので、私自身が近づいてはいけませんし、きっと他人も何かしら傷つけてしまう存在かもしれません。あまり深く考える必要はありませんね。深く考えても他人を変えることはできませんし、変える必要もありません。大切なことは自分がどのようにして自分の時間を楽しく過ごすかです。
受け流す方法としては、考え方が大切です。例えば、笑顔で「この人は私の生き方が悔しいのだなぁ」と考えてみたり、「言葉の重さを理解していないのだなぁ」とか、「それで?」といった感じで考えてみましょう。
物質的な例でいうと、水の流れる川のように形を変えつつ流れていく姿、洗濯で干されているタオルのように風に打たれてもしなやかに靡くように、そのまま受け止めるのでなく、形を変えたり力を上手く受け流すようなイメージです。
自分は自分
他人にどう思われたいかという考えを持っている方もいるかもしれません。かっこよく見られたい、頭が良いと思われたい、尊敬されたい、羨ましく思われたい!といった色々な感情があると思います。そのために、地位財といったモノを大切にしてしまったり、自分軸でなく他人からどう思われるかといった他人軸を中心に物事を考えり行動することもあるかと思います。実際には、そのような思考をさせるための情報が縦横無尽に張り巡らされています。しかし、自分は誰のために何のために生きているのか。勿論、誰かのために生きることは素晴らしいことですが、自己犠牲をしてまでやることはそう多くはありません。大切なのは自分です。時には誰かに迷惑をかけてしまうこともあるかもしません。それでも、自分のために自分の思考と行動で生きていくことが大切です。
ギバーでいこう
テイカー(つねにもらう側)でなく、ギバー(与える側)として生活していきましょう。誰にでもということではなく、お互いに大切な関係を築き上げられる可能のある方に、自己犠牲でなく自分が納得してできることを与えていきます。大きな事でなく小さなことで良いのです。話を聞いてあげる時間を作ったり、ちょっとした挨拶、飲み物などを買って会話を弾ませる、笑顔を与える、知識を提供する等、色々と手段はあります。
誰かに何と言われようと思われようと良いのです。大切なのは、相手のことを思い考え、与えていく存在であること。相手の思考でなく、自分がどう考えて行動し、相手が喜んでくれるかを考えてギバーとして行動していきましょう。
誰に何と言われようと思われようと…
関係ありません!他人は他人、自分は自分です。
自分の心を大切にして、余計なことは受け流してしまいましょう。少し時間が過ぎれば、そんなことは忘れてしまいますしどうでもよくなります。
そんなことよりも、今日はどんな良い一日になるのか考えたり楽しでいきましょう。折角の私の生きている時間です。私自身の思考をよりクリアにし、良いイメージをもち、実際に行動していきましょう!
最後まで読んでいただいた方に感謝申し上げます。ありがとうございました!