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【こころがととのう】心地よい音楽を聴く

世界には、様々な「音」が流れています。木々の音、川の音、鳥の声、人が歩く足音、電車の走行音、自分の呼吸。世界には、常に「音」が鳴っており、私たちは、気づかないけれども、その「音」を聞き続けています。静寂な時間を作っていても、私自身の心臓の鼓動音、そして呼吸する音などはあるものです。
「音楽」といえば、楽器を使い、歌と歌う音楽もあります。クラシック、各国ごとの特殊な楽器を使った音楽、そして歌。人間である私たちが作り出した独自の「音楽」もあり、私たちは、世界に自然の音だけでなく、作った音を楽しむことができます。
そんな、「音」を「楽しむ」ことで、こころをととのえていきましょう!

好きな音を見つける

世界には、沢山の音があり、その音に対して好感を得るかどうかは、人それぞれが持っている感性であると思います。私が好きな音に対して、好感を持てない・または関心が持てない人もいるでしょう。逆もまたしかり。
自分の好きな音を見つけて、それを穏やかな心を持った状態で聞くことで、「こころ」を落ち着かせるだけでなく、心地よさと平静さを作ることができると思っています。また、自分にとって好ましくない状態に直面した場合も、自分の気持ちを落ち着かせたりするときにも、自分の好きな音を聴くと良いでしょう。
私の場合は、どうしても騒がしい音が得意ではありません。具体的には、パンクやロック、都会の喧騒な音や声。
逆に、ゆっくりと落ち着いた音が大好きです。例えば、木々の風になびく音、川の音、風の音、優しい音楽、優しい歌声、こころに響く歌詞、日本文化の音楽。
何が好きで何が得意ではないか、これは本当に人それぞれなので、音楽などを一切否定することではありません。それぞれが居心地よく感じる音を認め合い、お互いにとって良い音をみつけて楽しんでいけば良いと思います。

人が作り上げる音は面白いし心地よい

先日、合唱を聴きにいきました。一人一人の声やソプラノ・アルト等の役割を分けて歌い、強弱をつける、だが一致団結して同じ歌詞を奏でる。自然現象ではあり得ないと思える音を作り上げることができるのが私たちです。
その完成度はとても美しく、心地よく感じられました。
沢山の人同士が、同じ目的や目標に向かって行動していること、タイミングを合わせ、強弱を合わせ、声色が違ってもその違いが調和して一つの音となる。支流から合流した本流の川のように、最後は海に向かって流れていくが力ずよくも優しい流れになって流れていくようなイメージでしょうか。
歌っている方々は、やりきることを1つの目標としているかと思いますが、聴き手は、その音の美しさを聴き、その歌等に込められた思いを受け止め、何かを考える。それが、過去の良い思い出だったり、今の自分への訴えかけだったり、未来へ向けての思いかもしれません。「音」を「楽しみ」ながら何を考えてどう感じるか、その時々によって変わると思いますが、「音楽」は私たちの心を動かす力を持っていることは間違いありません。

自分の人生も良い音を奏でよう

私たちは、生きているうえでは音を出し続けます。普段は自分にしか聞こえない「音」、相手に伝わる「音」がありますね。
どのような音を出したり感じたりするかは自分次第。「心地よい」と感じ、感じさせる音を出すのか、そうでない音を出すのか。
良い「音」は、例えば感謝の気持ちや挨拶、笑顔でワクワクした声やそれになる鼓動、声色や行動も必ず音が出ますね。拍手ももちろん音です。
悪い「音」は、罵声を浴びせる声や否定的な発言、それ以外の行動全て。
折角の人生ですから、自分から良い音を出して自分も相手も楽しむことをしていきましょう。

このメッセージが、皆様の役にたてば幸いです。
最後まで読んでいただいた方に感謝申し上げます。ありがとうございました!





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