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いい家が建ちそう

数人で楽しそうに仕事をしている現場が好きだ。

今朝見かけたのは、家を建てる現場。
若い兄ちゃんと日焼けしたおじさんが数人、指示し合いながらきびきびと動いていて、時折お互いの声に笑顔が混じる。
目を合わせずに大声だけが飛びかっているような現場もよくあるけど、そうではなくて。
声をかわすときは一瞬互いを見ているし、マスクの下にちょっとした笑顔があるのが伝わってくる。それぞれが手を動かしていても、チームで場と時間をシェアして働いている空気が伝わってくる。

安心して働ける、ってこういうことだよなぁ!と思う。

レジカウンターの中でスタッフ同士が雑談してたらクレームが来るような世の中だけど、それはそうなんだけど、本来は、楽しそうに仕事をしてるシーンって良いものだ。

働いてみればすぐ分かる。チームで気持ちよく仕事ができる環境はなかなか得難いものだ。仲が良いように見えても同時に誰かを阻害するようだったり、常に気を張っていないと平和が保たれないようだったり。

だから、数人で楽しそうに仕事をしている現場をたまたま目にすると、嬉しくなってしまう。それだよ~それそれ、と、ずっと見ていたいような気持ちになる。

いい家が建ちそう!って思った自分が可笑しくて、駅に向かいながら笑ってしまった。