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【モヤカラ♪ vol.37】三日坊主の解消法

飽きっぽくて、何事も長続きしないことを「三日坊主」と呼びますが、なぜ「坊主」なのか……? 不思議に思ったことはありませんか?

実は「坊主」には、他の語に付けて「親しみ」や「嘲り」の意味を表す意味があるのだそう。「いたずら坊主」や「腕白坊主」がそれですね。

でも「三日坊主」というと、ちょっとバカにしたようなニュアンスを感じちゃう……。

これはもともと、出家したけど修行に耐えられなくて、三日で還俗(再び俗人に戻ること)してしまう僧侶を指していたからです。

「親しみ」か。「嘲り」か。

わたし自身、「わたしは三日坊主なことが多いから」と言うことが多いのですが、これ、もしかしたら自分で自分を貶めている……ことになっているかもしれません。

第37回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」のゲスト・ゆーりさん(@120parcent)のお話を聞きながら、そんなことを思いました。

ゆーりさんも、「運動しなくてはいけないなーと思いつつ、何にも続かないんです」というお悩みを抱えておられました。

40歳を過ぎて、「もっと肉体面のメンテナンスもしなさいよ」と言われたことがきっかけで運動しようと思ったそうなのですが。

運動する時間がもったいないって感じちゃうんですよね」

とのこと。

そもそも運動が好きじゃないのに、「しなくてはいけない」というマインドでやっても、そりゃー楽しくないですよね。

ゆーりさんと同い年のむらけんさん(@muraken7habits)は、40歳を目前にして「肉体面のメンテナンス」を考えるようになったのだとか。仕事前にラジオ体操をするようになり、身体も頭も軽くなると気づいてから、続けられるようになったそう。

あなたがこれまで運動をしていなかったのであれば、甘やかし、衰えていた肉体は、突然の変化に明らかに抵抗するはずだ。最初のうちは、運動を楽しめないだろう。むしろ嫌で嫌でたまらないかもしれない。しかし、そこで主体的になろう。とにかく実行する。

『完訳版 7つの習慣』

「やりすぎず、少しずつ」が『7つの習慣』でおすすめしている肉体的側面の磨き方なのですが、それでも、やっぱり「めんどくさい」と感じてしまう自分がいるのです……。

こんなとき、チェックしてほしいポイントは、2つです。

・「なぜ」運動するのか、目的を明確にする
・運動ではなく、別の行動にくっつける

たとえば、わたしの「運動」は、毎日の散歩です。でも、これを「運動」ととらえると、「やりたくない」が出てきちゃうのです。

なので、Audibleで本を聴く時間としたり、Voicyで配信を楽しむ時間としたり、別のものをメインに置き、そのついでに散歩をする……と考えるようにしてみました。

こうするとですね。運動する時間は、運動の“ため”の時間ではなくなるので、「もったいない」という意識を持たずにすむんです!

「外に出かけなくてもできるように、階段の上り下りをしながらセミナー動画の視聴をしてみます!」

主婦業と育児をしながら、学生もされているという、ゆーりさん。グッドアイディアな「明日からできる小さな小さな一歩=チョコッと7」を発見されました。

何かを始めようとしても、脳は突然の変化に抵抗しようとします。当たり前の反応を、「三日坊主」と嘲っていたら、自分で自分を信頼することはできなくなります。

もっと親しみを込めて、「そろそろ復活戦いっとく?」くらいのユルッとしたノリも大事なのかもしれないですね。

さて、ゆーりさんの「チョコッと7」はどうなるのか。後日、報告してもらいたいと思います!


「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。

「モヤカラ♪」シーズン2は、ゲストのお悩みをうかがい、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしています。

次回の「モヤカラ♪」は、2月12日(月)22時10分からです。お楽しみに!

ゆーりさんのお話は、こちらから聴くことができますよ。

「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。

「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。


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