【TRAVEL】台北弾丸ツアー~故宮・新北投温泉&マッサージと「青春18×2」
先週末に1泊2日の弾丸旅行で台北に行ってきました。あまり考えずに、前々からこの時期に休みが取れそうで、なんとなく「どうせなら台湾にもう一回行くか」くらいの軽いノリで予約していたのですが、週末ですのでやっぱり相当賑わっていました。ということで今回は一人弾丸ツアー報告をご紹介したいと思います。
初・故宮!生「豚の角煮」と「白菜」を見てきた件
これまで何度か台北を訪れていたのですが、なかなか来る機会の無かった「国立故宮博物館」。今回ようやく行くことが出来ました。いやー、広いこと広いこと!ちょうど企画展のスペースで「翠玉白菜」が展示されていたので、このコーナーから見てきました。意外と小さいな、というのが印象でしたね。とはいえ、やっぱり「本物」と出会えたという感動でしばし見入ってしまいました。そして本当にイナゴとキリギリスが彫られているンだという点もしっかり確認してきました(笑)。
とにかく広い博物館なので、軽く2、3時間は掛かりました(途中休憩も含む)。基本、中華系の陶磁器や宝物は派手ですよね、とにかく煌びやかな印象。やっぱり侘び寂文化の日本人としてはもっとシンプルな青磁器がいいよな・・・と思いながら見学していました。そんな中でいくつかそうした陶磁器も展示されていたので、このあたりは見応えがありました。そしていよいよもう一つの名宝「肉形石」にもご対面。これまた結構小さいんですが、よくもまあこんなに精巧に作ったな(しかしなぜに「肉」!?)と感心してしまいました。
台湾の悠遊カードが便利だった件
旅の面白いところはいろいろありますが、中でも日本との文化や風習の違いを発見し、それを体験するのは楽しいですよね。特に私は台北のICカード(悠遊カード)が気に入っています。日本のsuicaやpasmoのようなものなんですが、もっと作りがシンプル。チャージも簡単ですし、これ1枚で地下鉄も乗れますし、コンビニなどでの支払いにも使えます。私は小銭なんかをこのカードにチャージしていました。それ以外にも結構あちこちの支払いで使えるようです。
新北投温泉で修行のように湯に浸かった件
台北に行くと必ず立ち寄るのが、新北投温泉です。台北の中心地から30分程度でしょうか、割と繁華街が近いのですが、温泉街に入ると一気に観光地風情になるという不思議な場所です。本来は日本の加賀屋が運営している日帰り温泉に入ろうと思ったのですが、時間が早かったようで、近くにある公衆浴場(瀧乃湯)に行ってきました。番頭さんは英語が出来るので、ツーリスト英会話程度の私でも分かるように説明してくれました(さらに日本語の案内シートもありました)。泉質も効能が高そうで、3~5分入ったら必ず上がるようにと言われました(が、それ以上は熱くて入っていられませんでしたけどね)。修行のように5分ごとに温泉に出入りを数回繰り返して堪能しました。
マッサージを受けて、日頃の不摂生を反省した件
そして台北市内で足つぼと全身マッサージというフルコース。いやー、全身が凝り固まっていたようで、お店の方に片言の日本語で「カタイネー」と何度も繰り返される始末。普段、あれだけ筋トレはしているわりに、アフターケアをマッサージガンとフォームローラーでやり過ごしてきたツケでしょうね。やっぱり時には丁寧に身体のメンテナンスをしないとダメなんだなと痛感しました。面白いもので、時間を掛けてマッサージをしてもらうことで、徐々に堅かったり、凝りを感じていた箇所が和らいでいくんですから、人間の身体って不思議ですよね。というか、普段日本にいるときからしっかりケアをしておけよ、という話なんですけどね・・・笑。
行き帰りの飛行機で「青春18×2 君へと続く道」を見入った件
そして今回の飛行機で鑑賞したのが「青春18×2 君へと続く道」でした。この映画に関しては今年の6月頃に2回に分けて感想を書いてしまったくらい大好きな映画なのですが、他に見たい映画がなかったこともあり、再度見始めたら、止まらず見入ってしまったという(笑)。ただ、どなたかが感想欄に書かれていたのですが、この作品は2度見ると印象が全く異なるというのは本当だったな、と思いました。今回は映画感想のnoteではありませんし、ネタバレを話してしまうのはマナー違反なので、控えますが、一度結末を知った上で、そこに至るまでのプロセスを再度振り返ってみると、主人公たちの細かな表情やセリフの一つ一つに意味があることがわかり、なんだかじわーっと感動が襲ってきました。そして帰りの飛行機でようやくラストまで見たものだから、またまた台湾に行きたくなってしまうと言うオチでした(笑)。
次はどこに行こう・・・?と思案している件
旅が終わると、またすぐ次の旅に行きたくなる・・・ってことはありませんか?もちろん予算や時間等、クリアしなければならない案件は山ほどありますが、それを理由にして立ち止まってしまうのも勿体ない。今は「早割」などもありますし、先に予約すればリーズナブルになるという特典もありますからね。それに何より気分がリフレッシュ出来る点は何事にも代えがたいですよね。とはいえ、翌日朝から仕事だったので、夜に帰宅し、準備してバタバタした面もありましたが、こうやって今もまだ余韻に浸れるという贅沢を味わうことが出来るのも旅の醍醐味だったりします。なんとなく決めた台北旅行でしたが、またちょっと元気を取り戻し、日常生活を送っていこうと思っています。とはいえ、仕事中に「次の休みはどこにしよう・・・?」と考えている自分がいたりして・・・笑。