【ビジネス本再読】長谷部誠「心を整える~勝利をたぐり寄せるための習慣」④信頼を得る。
今回も長谷部誠選手の名著「心を整える~勝利をたぐり寄せるための56の習慣」から私の心に強く印象に残ったエピソードを一部ご紹介しながら進めていきたいと思います。読み直しながらつくづく思うのですが、この本はぜひとも中学・高校の教科書とかにしたい内容ですね(もしかしてすでになっていたりして・・・)。
運とは口説くもの。
「幸運の女神は前髪しかない」という諺もありますが、アルゼンチンにも似たような表現があるんですね。しかもラテン系らしい情熱的な言い回しがいいですね(笑)。企業経営者の方々も「運」を言うものを大事にしている、という話も聞いたことがあります。たしか京セラの稲森会長も完全に理系人なのですが、製品が完成した際に「(最後に)祈ったか?」と尋ねたとか。それくらい「神頼み」をする「気持ち・心持ち」が大事なんでしょうね。単に受け身で待っているだけで無く、自分からチャンスを掴みにいく、当然努力もする、そして最後は神様に祈る。日本にはたくさんの神様がいらっしゃいますからね(しかも複数の御利益を兼ねていらっしゃることも多いですし)、なんとかして幸運を掴みたいものですね。
勇気を持って進言すべき時もある。
これは私流に言うと「何を言ったかより、誰が言ったか」の世界だと思っています。長谷部選手の人柄や信用、「7つの習慣」で言うなら「信頼残高」などなど全ての要素によって、「長谷部が言うなら、聞こうじゃないか」となったんだと思います。相手にもプロとしてのプライドもあるでしょうし、素直に聞く耳を持つのはちょっと気構えてしまうはず。やっぱり長谷部選手だからこそなせる技なんだと思います。京セラの稲森会長の場合はご自身がプロジェクトでもリーダーでしたし、その後も経営者としてトップを走っていたため、ご自身で律していらしたんでしょう。これもまた並大抵の人間には出来ないことだと思います、プライドやエゴもあるでしょうから。
そしてこのエピソードの微笑ましいのが、ラストの部分です。「将来、自分がチームを率いる立場になれるかはわからないが、その時は選手からの進言に耳を傾けられる人間になりたい。」とのことですが、いよいよ現実に指導者の道を歩き始めていらっしゃるんですよね、長谷部選手。きっと彼のことだから、選手たちの声に耳を傾けながらチームマネジメントをされているように思うのですが、この当時からこのような気持ちでプレーされていたんですね、素晴らしいと思います。
努力や我慢はひけらかさない。
いますよね、なんだかんだととにかく自分を認めて欲しい、承認欲求過剰人間。こちらに余裕があるなら、多少は相手も出来ますが(いや、それでも面倒くさいですね、笑)、忙しいときだとしたら・・・。かつての「オレオレ詐欺」ならぬ、「アレオレ詐欺」。気持ちは分かりますけどね、自分がやったことを褒めて欲しい、今の自分の状況を分かって欲しい・・・。ただ、これが毎回のことになると、クセになりますからね、そして何より自分で自分の評判を下げることになるわけですから。毎回ではないですが、努力などは「見ている人は見てくれている」こともありますからね、それを信じてあまり自分からアピールしなくてもいいのかな、と思いますね(・・・と、言いつつ自分もそうなっていないようにという自戒も込めて笑)