【生き方】「おい、主人公!」~瑞巌和尚に「他人を気にしないための思考法」を学ぶ
今回はちょっと深イイ話を。基本的にポジティブにいようと心掛けてはいるつもりでも、どうにもネガティブな回転に入るとなかなか抜け出せない・・・ということはありませんか?普段であれば流せることも、どうにもネガティブモードが「オン」の状態だと、もはや自分でも手を付けられない。なんだかやることなすこと、いろいろ歯車が合わない・・・という感じでしょうか?
これってチームの一員として活動した方ならご理解いただけるのかな?と淡い期待をしています。そしてさらにその中でリーダー的役割などをされているからであれば、なおのこと状況をご理解いただけているのではないかと思います。「一番どん底の時に知りたかったなー」という記事を見つけたのでシェアしていきたいと思います。
「目から鱗」。そうなんです、要は「自分都合」で物事を捉えているから、一人で勝手に落ち込んだり、嘆き悲しんだり・・・。ちなみに著者の釈さんは「自分の都合に囚われている時は、色付きのサングラスをかけているときのように、「物事をきちんと認識できていない状態」にあると考えます。自分の都合がフィルターとなり、目の前の事象を酷く偏って認識してしまう。」と述べています。自分都合で勝手にフィルターを掛けているんだから、そりゃ、物事を冷静にみられるわけがないですよね。
ま、そうなんですけどね・・・。今なら釈さんの仰っている内容を冷静に受け止めることが出来ますが、渦中の時は・・・涙。それどころではないです時もありますよね。「あの人さえ分かってくれたら」「なんでこう動いてくれないんだろう?」「俺のこと嫌いでワザとやってるのかな」など、どんどんエスカレート。ですからこちらの口調も荒くなり、売り言葉に買い言葉。そしたら相手だって態度に出してきますもんね。繰り返しますが「渦中」の時はそんな余裕はないですよね、悲しいかな。
これは今はやりの「マインドフルネス瞑想」に取り入れられている考え方ですね。ほかにも「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」というのもありますよね。これも好きな言葉です。あ、でも今は「過去」も「未来」も考えないって話でしたね(笑)。でも過去だ未来だでグダグダ、ウダウダ考えていたってどの道答えは出ないんだから、「今、ここ」に集中しようというのはもっともな考えですよね。そして最後に今回のタイトルのエピソードをご紹介します。
非常に短いですが、物事の核心を突いた良いエピソードだと思いませんか?そうそう、なんだかんだで思い悩むのは人間関係。繰り返しますが、グズグズ考えていても他人は変えられない。短い人生、他人(しかも相性のあまりよくない、なんなら関わりたくないような相手)のことを気にして生きるのはもったいないですよね。要は人のことを気にするな、考えすぎるな!ってことですよね。
最後になりますが、だいぶ前のハリウッド映画で「ホリデイ」という作品があるのですが、これはキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット主演のロマンティック・コメディ。彼女たちが休暇期間に互いの家を交換するというところからストーリーが始まるんですが、劇中、ケイト・ウィンスレット扮する英国キャリアウーマンはなぜか男運に恵まれない。すると休暇中に隣人の元ハリウッドの脚本家の老人と知り合い、彼に「君は人生の主演になるべきなのに、いつも助演を演じている。主演になりなさい!」と言われ、涙を流してふと気づく。「そんな素敵な言葉、今までどんなカウンセラーもかけてくれなかったわ!」と言って、元気を取り戻す、というシーンがあるのですが、そんなことを思い出しました。(うろ覚えで書いているので、実際に見たら表現が異なるかもしれませんが、そんな感じ・・・ということでご了承ください!)良くないですか?「人生の主演になろう!」(笑)。
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