育休ライフ 16週目
いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休中です。
ここでは、育休中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。
娘、再びの体調不良・・・
今週、またしても娘が体調不良になる。
前回学んだ娘との関わり方を試すチャンス!と思ったが、実際は寛大な心で接することはできず、理想と現実のギャップにやられた。
2児の母の知人から「子供の体調不良の時に、親の器がわかる」とお言葉を頂戴したが、まさにその通り。まだまだ自分の器が小さいことに気づいた。子供一人でそうなのだから、二人、三人と子供がいる方は、体調不良の時にどんな手を使っているのだろう…とても興味深いし、そんな荒波を超えている方全てを尊敬する。
幸い1日で娘も回復したので、前回ほどの閉塞感はなかったが、少しずつでもいいから、親としての器を大きくしたいと思った。仕事柄、他人の子供には甘えさせることはできるが、いざ自分の子供となると「どこまでが”甘え”で、どこからが”甘やかし”」なのか、その線引きがとても難しい。逆を言えば、自分の子供だからこそ、甘やかすような無責任な行動をしたくないのだろうとも思う。「甘えと甘やかし」は子育てにおける重要なテーマのひとつになりそうだ。自分なりの答えを見つけたい。
夏休み!
妻が夏休みに入った。非常に助かる。
8月いっぱいまで家にいる時間が多くなるのでとても助かる。育休当初は一人で育児することは平気だと思ったし、実際に一人でもどうにかなったことが多かった。しかし、一人よりも二人のほうがやはり気持ち的に安心するし、心の安定につながると感じている。まだまだ世の中の大半の家庭は、母親中心の育児環境だと思うが、父親がどれだけ育児に関与するかは母親の精神面、ひいてはその影響を受ける子供の情緒面に大きな影響を与えると思う。これは実際に体感して分かったことであり、育休の経験はとても大きい。育児は大変であるということは一般的に知られているが、その大変さはまだまだ知られていない。もちろん社会に出て仕事することも大変だと思うから、夫婦双方で苦労を分かち合って、相手を尊重し、助け合える関係性がベストなんだろうなあと感じた。こんな結論、ちまたのエッセイや書籍に当たり前に書いてあることなのに、実際に自分で体感してすとんと腑に落ちないと納得しないあたり、自分の不器用さがふがいない。まだまだ伸びしろがたくさんあると前向きにとらえよう。
改めて育休取得をさせてくれた妻や職場に感謝したいと思った。
娘の成長
夏と言えば夏祭り!ということで、市内でお祭りがあれば家族で祭りに参加している。規模で言えば自宅開催の物もあれば、ショッピングセンターでやるものもあり、様々なスタイルの祭りに参加している。娘はお祭りの熱気や雰囲気が好きなようで、毎回帰り道、拙い言葉でお祭りの話を楽しそうにしてくれる。最近行ったお祭りでは、ステージに上がり大勢の人と一緒にジャンボリミッキーを踊った。笑
ただ、ちぐはぐなところは、大人数と大音量が苦手なことろ。しばらくすると自分の状況に気づき、べそをかきながら降壇。それでも夫婦としては、娘一人で踊る姿を初めて見たので大満足だった。ちょっとずつ、娘なりのペースだけれど、成長していることがよくわかった。
水泳教室にも慣れてきて、今まで顔に水がかかることが嫌だったのに、最近は自分で頭からシャワーを浴びられるようになってきた。でも、水に潜ることは心底嫌なようで、水泳の先生が「お水の中ちゃぽんするよ~」というと、大きな声で「しない!!」という。めっちゃはっきり言う。笑
いろいろと本人なりに課題に向き合って譲歩しながらやっているんだと思うと、「しない!!」の語気の強さも笑えてくる。
いつかはなんでもすんなりとこなす時が来ると思うと、ごねたり嫌がったりする今の時期はある意味貴重な姿だと思う。大切に見守ろうと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。