人生のイミ
初めて買ってもらったゲームはポケットモンスター銀。
幼稚園の頃だっただろうか。
ゲームボーイに単三電池を2本入れて、ヒノアラシを育てていた。
大人になった今でもゲームをする。
しかし、当時ほど熱中はしない。
大人になってゲームの起動が昔より億劫になった。
そして、ゲームをやっているときにふと考えてしまう。
「こんなことをやって何の意味があるのだろうか。」
「いい年してゲームすること」も最近は昔ほどの風当たりはない気はするが、
大人がゲームしてることに違和感を持つ層はやはり一定数いるようだ。
「ゲームでいくらレベルを上げようが、現実には何も帰ってこないから意味なんてないよ」と。
確かに言わんとする事はわかる。
しかし、こうも思う。
じゃあ、あなたは意味がある趣味をしているの?
映画を見て意味があるの?
ランニングして意味があるの?
ゴルフをして意味があるの?
一体なんの趣味だったら意味があるのだろうか。
そんなことを考えているうちに何にも手をつけなくなって、
休日はYouTubeを見ていると終わっている。
それこそ無意味だ。
ちょっとでも気になったことはなんでもやればいいと思うのだ。
「今から始めるのは遅い」とか「将来につながらない」とか、未来のことなんて一旦置いておこう。
大切なのは、今この瞬間が楽しいかどうかだ。
子供の頃は未来のことなんて考えず、今に集中してひたすらゲームしていた。
だから楽しかったんだ。
誰かとやるゲームは大人になった今でも未来を忘れさせてくれる。
オンラインゲームもいいけれど、
たまには誰かの家に集まって、あの頃みたいにスマブラでもしよう。