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絶対に理解されることはない。でも寄り添ってくれる人はいる。

どうも、しんぺいです。

僕は適応障害で会社を1年間おやすみした事があります。
そんな経験からお話します。

タイトルにある通りなんですが、

心の病は他人に理解されることは絶対にありません。

それが家族でも恋人でも親友でもお医者さんでも、
真に理解されることは絶対にないと思います。

心の病気になると、恐らくほとんどの人が
周りからどう思われているか気になってしまいます。

そして
「なんて弱い人間だ」
「甘えているだけ」
なんて心無い言葉を言われたり、直接言われなくても思われたりします。

そこで僕たちは
「なんで分かってくれないんだ。こんなに辛いのに。」
「怠けているのではなく、本当に体が動かないのに。」
と理解されない事が辛くなります。

でも、仕方ないと思います。
僕は適応障害になった前後でまるで人間が変わったと思います。
限界を超えて、全身で全てを拒否して、本当に動けなくなる感覚。
自分の行動や判断がむちゃくちゃになっている感覚。
なってみないと分かりません。
やる気が出ないとか、気合いが足りないとか、そんな次元の話ではありません。
でもこれは経験しないと分かりません。

だから周囲に理解してもらう事は諦めて、
「自分は限界で無理なので、休みます。」と決めて、自分で自分を守るしかないと思います。

ただ、理解しようと努力してくれる人はいます。
寄り添ってくれる人はいます。

休んでいる自分が情けなくて、ネガティブになっている時も、
それだけ無理したら仕方ないよ
と寄り添ってくれる人はいました。

そんな人だけ大切にしたいなと思います。

心無い事を言ってくる人はそこまでの関係です。
もちろん相手のためを思って厳しいことを言ってくる人もいます。
僕も「若い時はそんな大変な時もあるさ。」とたくさん言われました。でもおそらくその人は限界を超えてしまった事はなくて、理解していないだけです。
そんなときは「そうですよね。」とスルーして、自分は自分。大事にしてあげれば良いんです。

僕はYouTubeで経験を話して、それが現在は20万回以上再生されています。
それだけ再生されると色んなコメントが来ます。同じような境遇の人もたくさんいたり、反対に批判的なコメントも山ほど来ます。
そんな人たちを見て僕は、経験が少ないんだな、としか感じません。相手の立場になって理解しようとする頭も、経験も無いんだろうなと思います。

まあ何が言いたいかというと
理解されないのが当たり前と知ってると楽になる事が多いです。
知ってるだけで本当に違います。

幸い僕の身近には寄り添ってくれる人しかいません。
それは僕が恵まれているのもあるし、そんな素敵な人だけ選んで付き合ってきた結果です。

心の病の類は本当に大変だと思いますが、この記事で悩みの1つだけでも減ったのなら僕は嬉しいです。

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