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視点を変えると見え方が変わる

いやー今年もあと2週間で終わりますね。

なんだか、あっという間だったような、そうでもなかったような…

ま、何にせよ、終わるものは終わります。

そんななか、今年ずっとやっていた、2冊目の本が校了しました。
いや、終わるもんですね。

もうあとは完成を待つばかり…

と思っていたら、校了、つまりもう直せない状態になった後、
大きなミスが発覚しました。

けっこう大きめなミスで…
これに今まで誰も気がつかなかったのが
不思議なくらいわかりやすい間違いで、

簡単にいうとページをまたいで
目次に同じ見出しが2つ入っていたというミスでした。
ま、それだけのことなんですが…
いや、けっこうデカいミスですよね。

何十回も読んでるし、大きな所も小さい所も細かいところも何度も何度も何度もチェックしてたはずなんですよ。

それで極小さなミスが残るのは仕方ないとして…
けっこう大きな間違いを見逃しているという…
もう完全に目が節穴だということですね。

気がついてくれたのは印刷所の人で、本当に印刷に入るギリギリでなんとか直すことができた。もう感謝しかない。

で、この気がついたのが印刷所の人ってのが大きいと思ったんですよね。

文章の内容がどうこうじゃなくて、印刷物のページを確認する目でみていた。
だからこの単純なミスに気がついた。

こっちは文章のおかしなところとか、そこばかり見ていたから気がつかなかった。
いや、気がつけって話ですが…

視点を変えて、べつの角度から見ることで違和感に気がつく事ができる。
一歩引くことで違うものが見えてくる。

だから、視点を変えて見るって本当に大事だと改めて思いました。

これはデザインにも通じることで、色んな角度から見ることが大事なんですよね。
意識的にやってるのは、一歩引いてみること。

作ったデザインをちょっと引いて見るようにしてます。

だいたいデザインが固まったら、作ったデザインを縮小表示させて実寸の15%くらいのサイズで見てみる。

Amazonとかネット書店の最小のサムネイルで見たときにどのくらいの情報が伝わるかを確認する。
このくらいの大きさでぱと見ただけでどのくらいの情報が伝わるか確認する。

この状態でどのくらいの情報が入ってくるか、少なくともタイトルは見えて欲しいし、オビキャッチも読めるといいし、逆にタイトルは見えなくてもイラストだけで雰囲気が伝わればそれはそれでもちろんいいし、逆に何もわからないけど、何かありそうってだけでもいいものとか、いずれにしろどう見せたいか、何を見せたいかを確認する上で、一歩引いて小さくして見るは大事だと思ってます。

一歩引くだけじゃなくて、混ぜて見るとか、時間を空けて見るとか、ふだんから見る角度を変えることはやってますね。

日常的にもやっていることで言えば、ふだんからデスクトップには何もファイルを置かないようにしてるんだけど、唯一置いているのが現在ラフを考えている本のPDF。これは単にいま思考中の本の冊数を数えるためだけに始めた習慣ではあるんだけど、これが案外役に立っている。
PDFをデスクトップに並べて、そうすると1案目のサムネイルが表示される。
ものすごく小さなアイコンなんだけど、このアイコンを見ただけで少なくとも何の本か自分でわからないとダメだなと思っている。
実際このくらいのサイズだけど、これでしっかり視認できる情報があって、タイトルも読めるといいなと思っている。ま、もちろんそれは本のタイプにもよるけど。

「視点を変えて見る」これもやはり習慣なんですよね。
仕組みとしてそういうクセをつけていく。

それが改めて大事だなと思った今週でした!

週末に見に行った写真展でも同じようなことを考えていました。


だいたい同じようなことを寝不足二日酔いで話している続いているラジオです


友人と映画についてしゃべっているポッドキャストも更新しました!


例に出した本こちらです!サムネイルで伝わってますか!?


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