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毎日を楽しくするコツって「記録する」なのかも

毎日を楽しくするコツって「記録する」じゃないのかなって最近思います。

だいたい毎日なんて、とるに足らない、何でもないことの繰り返しで、その退屈といかに向き合うのかが人生の本質なんじゃないかと思っていますが、「記録する」はそんな退屈な日常に別の価値を与えるもっとも単純で、もっとも簡単な方法なんじゃないかと、そう思ってきています。

生活のあらゆることは「記録する」ことで価値がちょっと変わります。

例えば、朝ご飯。

わたしはここ10年くらい朝ご飯は、無糖のヨーグルトと納豆と決めていて、旅行に行った時以外はひたすらヨーグルトと納豆だけを毎朝食べています。

納豆はご飯にかけるわけではなくて、納豆だけを純粋に食べます。
ときどきひじき梅を入れたり、オリーブオイルをたらしたり、味変してましたが、去年の12月から、毎日食べる納豆を変えることにしました。

よく見たら近所のよく行くスーパーとかデパ地下の食品売り場だけでもとんでもない種類の納豆が売られていることに気がついて、これを全部制覇してみようと思ったわけです。
それで毎回できるだけ違う納豆を買ってきて食べて、それを記録するようにしました。

たとえばこんな感じ…

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8/27
横浜駅・地下シャルで買った
豆自体に味がしっかりある
何もつけなくても少し塩けを感じるくらい味があった
そして柔らかい
タレは少しあっさりダシ系
ノーマルだけど美味しい!

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8/23
横浜駅・地下シャルで買った
小粒の納豆
大豆と一緒に発酵させた麦入り
噛むとときどき少しもっちりした麦がアクセントに
味も麦菓子っぽい逃したときどき来て面白い
それほど存在感は大きくないけど
さりげない麦のアクセントいいかも

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8/21
まいばすけっとで買った
中粒というよりほぼ大粒
硬さはない
食べた後にほのかな香ばしさと
苦味が残る感じ
カツオダシの甘みが程よく絡んでいい感じ

だいたい2、3パックで1セットなので、いまのところ100種類弱は食べている。

ルーチンでただ食べ続けていた納豆に、「記録する」っていうアクションを加えて世界が広がった。

これを始めてからただ機械的に食べていた納豆が、楽しくて仕方なくなった。
どんな納豆があるのか、それを探す楽しみができた。
見たことない納豆を探して、色んなスーパーに行くようになって、真っ先に納豆コーナーに行く習慣がついた。

「記録する」たったこれだけのことで、こんなに楽しい世界が広がるなんて!!

「記録する」は新しい世界の扉を開きます。

なんでもないことでも記録する習慣を付けるとそれが趣味に変わります。

たとえばわたしはドラマとかに出てくる小道具の本、実際には存在してない本の表紙のデザインが好きで、こんなのも書いたりしました。

その前から印象的に装丁が使われるドラマとかに惹かれてはいましたが、この記事を書き始めか頃から意識的にドラマとかで表紙が出ると画面写真を撮ってメモするようになって、それはいまでも続いてます。

最近見ている作品だと…

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特撮「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」第1話
オニシスター・鬼頭はるかの著作マンガ「初恋ヒーロー」
冗談社マンガ大賞を受賞するが盗作疑惑で回収・絶版に
そしてその話が劇場版につながる

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アニメ「Extreme Hearts」オープニング
近未来が舞台のスポーツ×アイドルのアニメ
主人公が電車の中で読んでいる本
「実践バレーボールトレーニング」

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ドラマ「オールドルーキー」第6話
主人公の奥さん(元女子アナ)レシピ本を出版
帯コピー
「元女子アナでインスタグラマーの葉山里奈子が初の料理本を出版!
子供が完食するお弁当レシピがこの一冊に!」

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ドラマ「純愛ディソナンス」第3話
セカンドパートナーを探すアプリセカプリを開発
敏腕IT社長・路加雄介のオフィス
彼の著作と思われる本「新時代」「下克上」の2冊が置いてある

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ドラマ「ユニコーンに乗って」第1話
西島秀俊演じる小鳥さん元銀行員がIT勉強のために買った本
左のは実際に存在する本でインプレスから出ている これ
ただ右の本はどうも架空の本のようです
こういうパターンもあるのか


こんな感じで、とにかく本の表紙を見つけたら即メモしている。
(かなりの量が貯まってしまったのでそのうち整理します)

「あとで」なんて思うと100%忘れるので、その場で絶対にメモする。

続けてみると、いつの間にか新しい世界の扉が開いてる。
ドラマで本が出てきた瞬間、「おお!小道具の本出てきた!」って、めちゃくちゃ嬉しくなる!!

帯に何が書いてあるんだろうとか、どんな本のデザインを参考してるのかなとか、新しい見方ができるんですよね。
アニメ「恋は世界征服のあとで」の11話で出てきた主人公の書いた本の装丁が斬新すぎるとか、ドラマ「婚姻届に判を押しただけなのに」は主人公のデザインスキルの成長物語として小道具の本がうまく機能してたよな、ドラマ本編よりよくできてたよな、とかそういうちょっと変わった見方もできたりします。

日常の生活に「記録する」を加える。
これだけで生きる楽しさは倍増します。

コツはその場の「ちょっと面倒」を乗り越えられるかどうか。
何も考えずにただ記録をつけるだけでいい。

それで退屈な毎日もほんのちょっと楽しくなるんじゃないかな。


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