新たに取り組むことと同時に手放すものも決める
何かの目標に向かって新しい取り組みをスタートする。これまで行っていなかった新たな行動を開始してみる。
その取り組みが習慣化されるまでは、予定通りやれることもあれば、やれないことも。そんな状況を繰り返しながら、いつの間にかそれが苦痛を感じずに実施できるようになり、自身のバージョンアップを認識する。
コーチングをしていると、前向きな方が多いので色々と広げすぎてしまった結果、やることが多くなってしまい常に追われた状況に。その結果、やりきれなくなり、やると決めたことが疎かになっているクライアントを見掛けることがあります。
こうなりたい、こんなことが出来るようになりたい、こんな私でいたい。などと思うがゆえに、新たな取り組みに目を向けてしまうのですが、たまには何を手放すのかに目を向けてみることも大切です。
習慣化された日常の中には、手放しても良いこと、手放しても大きな影響がない行動、むしろ手放した方が良い行動もあったりします。
良いことも、良くないことも、習慣化されてしまうと意識せずに実施しているので、それを手放すことになかなか意識が向かないもの。
常に新たに取り組むことだけではなく、その際には、新しいものと交換する手放すことを同時に決めること。
良い習慣を残し、やめても大きな影響のない習慣をどんどん手放す。
手放すことも大切な意思決定ですね。