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マジで好きになった時
本当に好きな人ができちゃった時ってさ、
暫く誰にも教えなかったりするよね。
いや私はそうなんだっていうだけなんだけど。
その出来事自体が大切すぎて誰にも言えなくなる。
それは今も変わらなくて、
本当に心惹かれることっていうのは期が熟すまで
簡単に話せない。
コロナ騒動が深刻化するめっちゃギリギリ直前まで、私は実家の家族と実家で営んでいたグループホームの利用者と、ニュージーランドに旅行に行っていた。
帰国した翌日から、東京都の小中高校が一斉に休校になるくらいのギリギリのタイミングで。
その時の美しい長閑な景色や、人々の暮らし方の片鱗は、とても心地よくて、好きだなぁって感じた。
中でもマウントクックという氷河の残る山への軽いトレッキングは、特別急な勾配を登るというより美しい景色を観ながら歩くコース。
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画像は拝借。
狭い木道で往路と復路の人がすれ違い、挨拶を交わす。
こんにちは!
え!もう見てきたんですか?!
色んな国から来た人と楽しい挨拶。
妹は途中の木の実をもいでつまみ食いする。
雁の群れが美しいVの字に並んで山の中腹を飛んでいく。
日差しと、木陰と、どこまでも続く美しい景色と風。
疲れてきたら大きな声で歌いながら歩く。
1時間半くらいの短いコースだったけど、日本では体験したことのない楽しさと気持ちよさがあった。
コロナで海外に気軽に行けなくなって、
沢山キャンプをするようになって、
色々調べていたら、
アメリカにロングトレイルがある事を知った。
そして、そのロングトレイルで、
ウルトラライトハイキング
というカルチャーが生まれていたことを知った。
その美しい景色と、
軽い荷物で沢山歩こうぜ!
って言うカルチャーと、
哲学。
その全てに一目惚れしてしまった。
そこから静かなワクワクが、まるでお腹にできた新しい命が小さな鼓動を始めるように、着実なビートを打ち始めた。
それから一年と少し。
いつの間にやら妹までロングトレイルを目指すことになり、少しずつウルトラライトな山道具を揃えてきた。
いよいよ、テント泊山行できるくらいの道具が揃った。
最後の仕上げにレインウェアを買ったあと、ハイキングの相談に乗ってくれるいつものお店に行くと、
なんとそこには、
私がロングトレイルのウルトラライトハイキングを知るきっかけとなった人が、新しいザックを物色しに来ていた。
実はここ最近、なんとなく夢が遠のいて行きそうな、中々物事が近づいていかないような感覚があったんだけど、
それは夢が叶う直前ってこと
という話を聴いて、奮闘していた。
まだまだ夢は先なんだけど、
そのきっかけをくれた人と不意にお会いできて、
あなたがきっかけなんです
と伝えられて、
ロングトレイル楽しんできてくださいね、
と言って頂けて、(いや行くのは来年以降だけど)
やっぱり夢は近づいてきてるんだって
もうこれ以上にないほど強力なサインを宇宙からもらった感じがした。
これからはそんなハイキング話も増えるかもしれないですが、どうぞお付き合いください。
ヘッダーの写真は私が目指しているジョン・ミューア・トレイルというコースで観れる景色のひとつ。
早くこの景色に会いたい✨