夏に向けて映画Tシャツのカタログを作ってみた【販売サイト29選:7/9追加】
もうすぐきたるべき夏!そして、夏と言えばTシャツ!映画好きの筆者はよく映画Tシャツを購入するのだが、今回、自分用と兼任して映画Tシャツをカタログらしきものを作ったので、映画Tシャツに興味ある人、探してるひとなんかは是非使ってくれ。商品の購入サイトなどは、リンクを貼ってあるので、もし気に入ったTシャツなどがあれば、チェックしてみてはどうだろう。
映画とファッションは相性が良く、今回、アパレルブランドとのコラボ商品をはじめ、映画アイテム専門サイト、ミニシアター支援のTシャツなど数多くのTシャツを紹介している。
※2022/6/8追記:映画Tシャツカタログ2022年版を挙げました。映画Tシャツに興味ある方は下記記事からどうぞ。
【映画×アパレルブランドのコラボレーション】
アパレルブランドとのコラボレーションは、大きく分けてふたつのパターンがある。一つは新作映画がタイアップとしてアパレルブランドとコラボレーションするパターン。これは配給側にとっては、ターゲット層に向けての宣伝となるし、ブランド側としては映画ファンが購入してくれたら、売上に繋がるし『Win×Win』の関係だ。全体としては、サブカル層に受けそうなお洒落な作品がコラボされる傾向が見られた。
もう一つは過去の名作映画やジャンルなどを、アパレルブランド側がコラボするパターン。世間一般でよく知られた作品、ブランドの世界観とマッチする映画などを、そのシーズンのコレクションに取り入れたりしてる。こちらは全世代をターゲットにしてるようなブランドは大作・名作系と、世界観に拘りを持つブランドはミニシアター系とコラボするような傾向が見られた。
【UNIQLO】
ファストファッション最大手のUNIQLOは、これまでにも「UT」シリーズなどで、様々な映画を扱っている。今期は「SF映画コレクション」として、往年のSF映画の名作を扱っている。そのラインナップは、『エイリアン』や『マトリックス』、『ブレードランナー2049』などが揃っている。
ちなみに上記の『エイリアンvsプレデター』Tシャツは筆者も購入した。デザイン性も色合いもサイズ感も気に入ってる。(ただ、買った後に気付いたけど、この色と生地の薄さだと、汗っかきの筆者は、汗染みが目立ちそうだ…)
【GU】
UNIQLOよりも、若い層をターゲットをしているGUは、ここ最近、映画とのコラボに力を入れてるように見受けられる。『2001年宇宙の旅』はコレクションとしてTシャツ以外のパーカーやジャケットなども展開している。その他にも『シャイニング』、『時計仕掛けのオレンジ』などとのコラボTシャツも話題になった。現在、オンラインサイトでは、『2001年宇宙の旅』のコレクションは全てSOLD OUT。映画Tシャツもごく僅かに残ってるという状態だ。
【Sister】
2008年にオープンしたSisterはレディースアパレルをメインとするセレクトブティック。ミニシアターのUPLINK作品とコラボしており、『エルトポ』、『ホーリーマウンテン』などのアレハンドロ・ホドロフスキー監督作品を中心に服のみならず雑貨等を販売しているぞ。
【SNIDEL】
レディースアパレルのSNIDEL(スナイデル)ストリートカルチャーとエレガンスを組み合わせ他にないスタイルを提案しているブランド。今期は、『時計仕掛けのオレンジ』をモチーフにしたTシャツやパーカー、トートバックなどを販売している。
【BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS】
メンズ、ウィメンズ共にカジュアル からフォーマルまで幅広いアイテムを国内外から取りそろえるBEAUTY&YOUTHは、1994年に公開され日本でも大ヒットを記録した『フォレスト・ガンプ/一期一会』とのコラボTシャツを発売している。
【IDEA】
ファッションとリンクしたエクスクルーシブなアイテムを輩出するbonjour records(ボンジュールレコード)。今回は、取り扱いブランドの中で、ロンドン拠点の人気ブックショップ、IDEAより『ベルリン・天使の詩』、『都会のアリス』、『パリ、テキサス』などで知られるヴィム・ヴェンダース監督とのコラボレーションアイテムを販売してる。どのアイテムも格好良いのだが、公式オンラインでは今現在は全て完売中となっている模様。店舗在庫を確認するか、再入荷を待つという状態だ。
【glamb】
2003年に設立されたglamb(グラム)は日本のストリート系ファッションブランド。ブランドコンセプトは「grunge for luxury」をブランドコンセプトに掲げ、グランジロックスタイルを基調としながら、ワーク、フォークロア、トラッドなど、様々なスタイルを融合したエレガントなデザインのアイテムを輩出している。今期はGUやSNIDELと同じく、『2001年宇宙の旅』や『時計仕掛けのオレンジ』などで知られるスタンリー・キューブリック監督作品とのコラボレーションアイテムを販売している。
【SACAI】
「日常の上に成り立つデザイン」をブランドコンセプトに掲げるsacai(サカイ)は、コーエン兄弟が1998年に製作した『ビッグ・リボウスキ』とのコラボレーションアイテムを発売している。実はこのコラボレーションは2度目。昨年の12月のコラボレーションでは、Tシャツやパーカーなどをカジュアルなアイテムを発売していたが、今回は一転して、ハイブリットなアイテムを発表している。確認した限りでは、オンラインでの公式販売は見られなかった。(通販サイトなどはあるかもしれないが)気になった人は、公式サイトや店舗などで、問い合わせるのが良いかもしれないぞ。
【UNDERCOVER】
90年代の裏原ブームを牽引し、日本のみならず世界でも展開するUNDERCOVER(アンダーカバー)はこれまでにも、『時計仕掛けのオレンジ』や『サスペリア』などをモチーフにしたコレクション、アイテムを手掛けてきている。こちらはまだこれから公開する作品だが、『青い春』、『ナインソウルズ』などのロック映画で知られる豊田利晃監督の新作『破壊の日』の製作支援を目的としたTシャツの販売を始めた。こちらは公式サイトで、6/5から6/14まで予約を受け付けている。売り上げの一部は製作費になるという事で、気になる人は要チェックだ!
【Supreme:7/9追記分】
ストリートブランドを代表するSupreme(シュプリーム)では、三池崇監督の『殺し屋1』(2001年)をモチーフにしたTシャツを販売。これまで意外なモノをモチーフにしてきたSupremeだが、映画版の『殺し屋1』とモチーフにしたのは意外。ちなみに公式サイトの通販は売り切れ中(7/9時点)
【SHIPS:7/9追記分】
セレクトショップのSHIPS(シップス)では、「BACK TO THE FUTURE」や「JAWS」といった往年の名作映画をハンドペイントで仕上げたTシャツが登場!それ以外にも、『BLACK RAIN』の30周年を記念したコラボレーションTシャツも販売しているぞ。
【HUF:7/9追記分】
アメリカのファッションブランドHUF(ハフ)では、映画『ゴジラ』シリーズから「ゴジラ VS ハフ(GODZILLA VS HUF)」と題してコラボレーションアイテムを多数発売。Tシャツ、コーチジャケットをはじめ、ハットや靴下なども可愛いぞ!
【GOOD ROCK SPEED:7/9追記分】
これまでにも多くの映画とコラボレーションしてきたGOOD ROCK SPEED(グッドロックスピード)は、歴代の007シリーズをモチーフにしたTシャツを販売。全7デザインあるので、気になる人は売り切れる前にサイトをチェックしてみてくれ!
【映画アパレル専門店】
こちらは、上に挙げたようなシーズン毎のコラボレーションではなく、映画をモチーフにした洋服を販売している店舗になる。どのお店もそれぞれに特徴的で、デザイン性の高いアイテムが見られた。
【JETLINK】
JETLINK(ジェットリンク)は、スタンリー・キューブリック監督作品やジョン・カーペンター監督作品などSF映画を中心に、デザイナーである渡辺純が幼少期に影響を受けた作品をモチーフにしたアイテムを販売しているブランドだ。タレントの水道橋博士さんや『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督などもJETLINKのTシャツを着用している。『シャイニング』の劇中に登場した柄のカーペットはJETLINKの人気商品だ。
【ハードコアチョコレート】
ホラー、カンフー映画など映画ジャンルの中でも、まさしくコアなアイテムを輩出するハードコアチョコレート。映画に限らずプロレス、漫画などをモチーフにした作品を出してるぞ。『仁義なき戦い』などのヤクザ映画の名作や『新幹線大爆破』など、他ではなかなかお目にかかれない作品をモチーフにしたTシャツを出してるのも特徴的。
【35MM DESIGN BULLET】
35MM DESIGN BULLETは、『トレインスポッティング』、『レザボアドッグス』、『タクシードライバー』などをモチーフにした映画Tシャツ等を販売している。特にタランティーノ作品をモチーフにしたTシャツが豊富。
【Dr.R】
カルト映画の名シーン”や海外TOYをモチーフにしたTシャツをデザイン、制作しているDr.R(ドクターアール)。『マッドマックス』、『時計仕掛けのオレンジ』などからウェス・アンダーソン監督の『ダージリン急行』、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』などのTシャツも手掛けている。
【楽天】
こちらは店舗という訳ではないが、「映画Tシャツ」を探す時に筆者がチェックするのに楽天を利用しているので紹介しておきたい。「映画 Tシャツ」と検索すると、映画関連Tシャツがズラッと出てくるので、ここで自分に刺さりそうなデザインのTシャツを探す時間がたまらなく楽しいのだ。そういう意味で言えば、Yahooショッピングやメルカリ、Amazonなども映画Tシャツを探すのにうってつけの場所ともいえるだろう。
ちなみに筆者は、楽天で『キル・ビル』のTシャツを購入した事がある。なかなかのお気に入りだ。
【GEEK LIFE:7/9追記分】
映画、アメコミ、ゲームなどのグッズを販売するGEEK LIFE(ギークライフ)からは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開35周年を記念して、ホバーボードがデザインされたTシャツやパーカーなどが発売されているぞ。i phoneケースなども販売されているので、気になる人は要チェックだ!
【ミニシアター支援×Tシャツ】
昨今のコロナウイルスの影響によって、ミニシアターが閉館の危機に追いやられてる状況は、皆さんもご存知だろう。ここでは、そんなミニシアター支援策の一環として、ミニシアターをモチーフにしたTシャツを販売してるサイト一覧として挙げている。ミニシアターTシャツを購入したら、それが支援にも繋がるので、是非ともチェックしてみて欲しい。なお、こちらの情報も常に追記していく予定だ。
【『音楽』×ミニシアター4館】
ミニシアター支援の一環として、岩井澤健治が監督を務めたアニメーション映画「音楽」とのコラボレーションTシャツを販売している。詳細はそれぞれの劇場のリンクを載せとくので、そちらで確認して欲しい。Tシャツもそれぞれの劇場によって、デザインが違うぞ。
【シネマスコーレ】 https://cafeskhole.stores.jp/
【新宿武蔵野館】 http://shinjuku.musashino-k.jp/news/14244/
【京都みなみ会館】 https://kyoto-minamikaikan.jp/
【神戸・元町映画館】 https://www.motoei.com/
ちなみに筆者もシネマスコーレ版の音楽Tシャツを購入した。大橋裕之さんのデザインが可愛い!
【横浜シネマリン】
横浜シネマリンでは、シネマリンのキャラクター「クリコ」の応援Tシャツを販売しているぞ。
【下北沢トリウッド】
下北沢トリウッドでは、年間でご利用可能な割引や招待券が付いた、劇場ロゴを配した缶バッジを販売中。Tシャツではないが、映画館支援ということで紹介させてもらうぞ。
【その他】
ここでは上記以外の映画Tシャツ、またか映画グッズを販売しているサイトを紹介していきたいと思う。(こちらも随時追記していく予定)
【ロングライド】
映画配給会社のロングライドでは、自身が配給する『デッド・ドント・ダイ』の公開延期を受けて、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』に出演している故・マーヴィンをモチーフにしたTシャツを販売している。Tシャツ単体でも販売しているし、医療従事者への寄付もできる組み合わせもある。Tシャツの予約締め切りは、6/15までなので、気になる人は急げ!
【MAM】
こちらはスペインのファッション時計ブランドのMAM(マム)。往年の名作『バック トゥ ザ フューチャー』とのコラボレーション腕時計を発売する。販売は一部店舗とオンラインストアにて、なおオンラインストアでは6/12より先行予約が開始している。気になる人は早めにチェックだ!
【WHIZ LIMITED:7/9追記分】
日本のメンズファッションブランドのWHIZ LIMITED(ウィズ リミテッド)は自転車メーカー・クワハラ(KUWAHARA)とのコラボレーションで、映画『E.T.』に登場する“KE-01”をウィズリミテッドのオリジナルカラーで施したスペシャル仕様のBMXを発売する。7/6より発売とのこと。気になる人は公式サイトをチェック!
【「バック・トゥ・ザ・フューチャー」in コンサート:7/9追記分】
今年は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開されたから35周年にあたる年になる。それにちなんで、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」in コンサートが予定されていた。コンサートの方はコロナ騒動によって、来年に延期になってしまったが、オフィシャルグッズは公式サイトで販売されている。カタカナロゴのTシャツやグラスなどを販売しているぞ。気になる人は公式サイトをチェック!
さて、いかがだっただろうか。今回改めて調べてみて分かったが、映画にまつわるアイテムは本当に幅が広くて、正直、まだ全然拾いきれてないと思う。なので、情報が分かり次第追記していく予定だ。(7/9追記)もし、有益なサイト、情報などがあれば是非ぜひ教えて欲しい。また、映画アイテムに興味ある人のお役に少しでも立てたなら幸いだ。