謎料理『肉圓(バーワン)』を食べに行ってきました。
『肉圓(バーワン)』という食べ物を知っているだろうか?
台湾に古くからある伝統料理らしい。この料理の存在を知ったのはある映画がキッカケだった。
それが2001年に公開された『千と千尋の神隠し』。日本を代表する宮崎駿監督によるアニメーション映画だ。
アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞したことでも、話題になり最近だと橋本環奈、上白石萌音のW主演で舞台も公演されている。映画を観てない人でも作品名ぐらいは聞いたことあるだろう。
この映画で主人公、千尋の父親がむさぼり食っていた謎の料理。この正体が『肉圓(バーワン)』と言われていたのだ。
結局、その情報自体はガセだったのだが(正解はシーラカンスの胃袋とのこと。下記に料理名に言及してるニュース記事を貼っておきます)気になっていつか食べてみたいと思っていた。
肉圓(バーワン)が食べれるお店としてSNSで紹介されていたのが渋谷にある『麗郷』という中華店。
先日、東京に訪れる機会があったのでついでに立ち寄ってきた。
訪れたのは2月24日の土曜日。
場所は渋谷の道玄坂。渋谷パルコから少し坂を上がったところにお店がある。
場所柄もあるのかもしれないが、人気のあるお店で14時くらいに訪れたが店内は満席。自分たちの前にも3組くらいが並んでいた。
15分ほど待って案内されたのはカウンター席。
着席して一番目に肉圓(バーワン)を頼んだ。
見た目はスライムのような不思議なビジュアル。
外側はプルプルとした寒天のような食感。この皮自体に味はついてないのだが、甘辛いソースが掛かっており付けて食べると美味しい。
中には豚肉と筍を包んだ餡が入っている。
プルプルの皮に対し筍のシャキシャキの食感がアクセントになっていて美味しい。
目的のバーワンは頂いたが、せっかくお店を訪れたので他の食事も頂くことに。
周囲のお客さん全員が頼んでいたのが『エビ入りやきめし』。実はこのお店に行くと決めたとき、彼女が食べたいと言っていたのもこのやきめしだった。
人気の要因はビジュアルの可愛さもあるんだろう。上品なお味でこちらも美味しかった。
カウンターに大量にかざってある『腸詰め』も注文したが味付け、歯応えもしっかりしていてビールとよく合った。
ということでずっと食べたかったバーワン、食べることができて良かった。
『麗郷』気になる方は是非行ってみて下さい。
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